奥裾花峡 の 中西山 へ

今日の天気は、朝は青空の最高の天気でした。

親戚の田んぼにも水が入り、明日は田植えだそうだ!

天気予報では、日中に移動性の気圧通過で多少の雨と事でしたが

奥裾花峡の中西山へ登る為に自宅を8時に出ました。


中西山(なかにしやま) 標高1741m 
http://www.naganoken.jp/mount/hokushin/nishiyama/nakanishiyama.htm

この中西山へは、2006年の秋に登っていますが
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20060903

この時期に登ると、多少とも山野草が見れそうなので期待して行きましたが?


長野県庁前を通過し、信州大学教育学部前の信号を左へ折れ

一路、406号線を白馬方面( 鬼無里 きなさ )へ向かいます。


鬼無里で唯一の信号を左へ曲がり、白馬方面へ

そして、次の交差点を右に曲がり、奥裾花峡へ向かいました。

この道路を進むと奥裾花ダムがあり、なかなかの景観です。


更に進むと、ミズバショウで有名になった奥裾花自然園へ行かれます。

丁度、戸隠連峰の真裏となります。
 

途中で、遠方に高妻山(たかつま)の隣りにある乙妻山(おとつま)が見えました。

車は、自然園の手前の駐車場で止めて、自然園まで約40分程の林道を歩きます。


その途中で、高妻山(右)乙妻山(左)の全貌が見えました。自宅から見るのと全然違う!!

また、戸隠連峰の一部も見えました。

10時15分に自然園に到着し、

ここから、自然園の中の回廊を進みます。

この辺りは、ブナ等の大木が多々あり、新緑だった事もあり森林浴が出来ました。

そして、徐々に登山道は坂道になり、高度を上げています。


途中にある 京清水 と言う冷たい清水がある場所近くまで来ると

登山道の両脇に ツバメオモト の群生が ( 少し、時期遅れ模様 )

また、二輪草 と 三輪草 の群落、

そして、 サンカヨウ の群落が続きました。

丁度、下の方は咲き終わりで、

上に向かうと満開でした。

なんと、自然の栄養が良いのか こんなに大きな葉っぱになるのですね!


これは、ミズバショウが咲いた後の葉っぱです。 あの可憐な花は何だったのって感じ!!

そして、タマブキ

ラショウモンカズラも咲いていました。


京清水を過ぎてから、遠くに妙高山が見え始めました。

この山道を登り上げると、稜線に出ます。


その稜線が、落合 と言う場所で、右へは奥西山や室津岳へ行けるらしいですが

根曲がり竹のジャングルに阻まれて、登山道は判りませんでした。


左へ曲がると、中西山へ  ここも、両サイドに根曲がり竹


稜線へ出て、北の方向を見ると、妙高山火打山、焼岳、金山が見えました。

そして、戸隠連峰

更に、新潟県のヒスイ峡のある明星山黒姫山が見えました。

真下には、自然園の駐車場が 高度差500mです。


登って来た方向の反対側には、小谷村の奉納温泉が見えました。


11時40分に中西山頂上に到着しました。

先客が3名いまして、丁度 昼食の時間で 根曲がり竹とサバ缶での味噌汁を作っていました。


北アルプスの展望はイマイチでした。

本来ですと、こんな感じに 白馬三山 が見える予定でした。(2006年に撮影)


私も昼食の準備に入りましたが、低気圧の通過で小雨模様となりましたので

早々にして、下山を始めました。


稜線は海抜1700m前後ですが、こんな大木があります。


小谷にある、雨飾山(あまかざり)1963mが見えました。

また、北アルプスの一番北にある稜線も見えました。

稜線で、やっと シラネアオイ を見つけました。


小雨模様でしたが、濡れる程でなかったので、無事に14時頃に登山口まで来ました。

駐車場へ向かう途中で、池の中に大きな卵を見つけました。 サンショウオの卵です。

駐車場近くの売店で、根曲がり竹を売っていました。

まあ、ジャングルの中を苦労して採るので、安いかもね。


車まで来て、早々に帰宅の準備をして鬼無里へ向かいましたが

途中の道路に、 カモシカ が私を見ていました。 もちろん、私も止まって見つめました!

来るときは気が付きませんでしたが、道路脇の裾花川対岸には、未だ雪が残っていました。


まあ、山野草や景色を楽しみに来ましたが、山野草は遅すぎでしたし

景色は低気圧の通過で、イマイチでした。

また、来年に期待をします。


オマケ写真 ( 早朝の写真です。 )

信州大実

ハーコット

いずれも、まだまだの様です。



じゃあ、またネ!