甦った キウィ!

先月の 22日未明に 強烈な霜が我が家を襲った。

杏ちゃん、柿ちゃん などは、新芽や小実を冷凍化させてしまい

全滅となり 今年の収穫は皆無となってしまった。



そんな、霜の被害の中に

毎年、沢山の実を付けて 晩秋に収穫し 追熟を経て

冬のビタミン補給に一躍かっている キウィも 霜に遭ってしまいました。



可哀想に 新芽が出て来た所をやられて


ほとんど しわしわ状態に

そして、枯れてしまいました。


あぁ〜あ!  

今期は、キウィが食べられない!! と思った。



植物って、基本的に 葉っぱを出して 光合成を行い生きています。

だから、芽がないと言う事は 枯れる事を 意味とします。



私も 時々 樹木の剪定を行うが

芽のある枝を 全部切ってしまい 枯れさせた木もあります。



所が、その自然の驚異に襲われたキウィが

この所、 枯れた新芽の脇から 新しい芽を出し始めました。


そして、その新芽に花芽があります。



例年に比べて、半月遅れですが


今年も収穫が期待出来そうな感じとなりました。



良かった!  良かった!!



キウィに、ご興味がある方にお教えしますと

キウィは、高等な植物で オス木 と メス木 があります。

つまり、メス木だけでは 実はなりません。

必ず、オスメス一緒に植えなければなりません。

但し、オス木1本に 数本のメス木は大丈夫です。

ハーレム状態でね。



これが、オス花




そして、これが メス花  メス花は、白いものが



受粉が成功すると 白い物の下に 可愛い赤ちゃんが覗けます。

( 6月初旬 )



そして、花殻が枯れて 

( 6月の中旬 )


実を大きくします。



この花が咲いた頃に、オス花を手に持って

メス花に擦りつけて強制受粉しますと 必ず実が成ります。 


花は、オスメス共に 新しく芽吹いた新芽に咲きます。

つまり、新しい枝に実を付けるのです。


所が、面白いのは、花芽を付けた枝が受粉を完了した頃以降に

枝を充実させる為の 花芽無しの新芽が 続々と出て来ます。

これを 放任すると ジャングル状態になってしまいます。

ですので、この頃に この芽を掻き取ります。


肝心な、栄養が 実に行かず 枝ばかり充実してしまいます。

ですので、収穫が終わって 冬期に剪定を行い

適度に、新枝を剪定して切り取りる事が大事となります。



よく、愛犬の散歩に行った時に

何処かの宅の母屋近くや畑にキウィの棚があり

ご主人がいなくなり、放任されたキウィ棚が

もう、ジャングル状態です。

あんな風に なっているなら 根元から切ってやったら と思います。


 



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