あんず情報 5 受粉は順調だったが

寒気が早くに去って また、温かさが戻って来た。

この所 いい天気が続いたが 

また、西から前線が延びて来た。 


今朝は、曇っていたが 南寄りの風が強く


雲の流れが速い。


当地では、南風が吹くと 雨模様になると言われている。


今日は、地区のドブ(下水、側溝)掃除で 各戸で一人出て

側溝のフタを取り、詰まっている泥や落ち葉を取り除く作業が

8時 未だ、雨は降っていない。


その昔、下水道がなかった頃は 家庭雑俳が側溝に 

流れていたので、淀んだ所は ドブ状態でした。

当地でも下水文明が来てから 村内の側溝には 雨水のみとなり

まぁ、近代的な村落になった。

なので、恒例の下水掃除も 1時間と掛からなくなった。

昔は、もう ヘドロだらけで 作業時間も服装も大変だった。



そんな作業が終わる頃に 雨が降り出した。

風が相変わらず強い。




所で、枝成り完熟として一番重要な 杏ちゃん

ご覧の様に 杏の赤ちゃんが 花殻の下から見え始めました。






この杏の赤ちゃん  

雌花の先に 尾っぽの様な長い物が


不思議に、杏が大きくなると この尾はなくなります。


但し、ある品種 信陽という杏は 収穫の時期でも


尾らしき物が 存在しています。


完熟状態の信陽( 美味しいジャムが! )



また、この信陽と掛け合わせた品種(信州サワー)でも

この尾っぽDNAだけは 残っています。



これで、杏の小実が 膨らむと 

必然的に 花殻は 取れて 裸になり 大きく成長します。

誰かのおしりの様な形に


そんな訳で、 いま 杏の木を見ると 

実が成っているのか? 受粉が成功しなかったのか?判りません。

(左が桃の木 右が杏の木 )


杏の木は、これから 葉っぱを出し始めて

葉で光合成をして 実に栄養を蓄えます。


5月の連休頃までに、今度は 摘果が始まります。

そう、成りすぎると 実が小さくなるので 適度に落とします。

実は、これも大変な作業となります。




先日、晴れた日に 村落を散歩していたら

昔の杏の木を 発見しました。


胴周りは、90cm以上も 品種は 在来と 思われます。


昔は、自宅の近くに 杏の木を植えて 完熟し 落下させて

タネを洗って 袋に入れて 軒下に下げて 乾燥させて

冬期に買い付けに来る 富山の商人に 買ってもらった。

つまり、杏のタネ=杏仁 (漢方薬用として)

当時では、「冬の現金収入」になった様です。


ごらんの様に 放任させますと 母屋の屋根と同じくらいに



我が家の敷地にもあったが 邪魔になったので切りました。





じゃあ、またネ!



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