先週、当地の地方紙(信濃毎日新聞)に こんな記事が載りました。
今年の杏は、3月期の天候不順 29日の豪雪で 凶作となり
杏の生産農家に、千曲市として持続化給付金を支給する! と
今年の杏収穫は、近年にない不作で 営農意欲を支える為とか!
そんな杏農家(約200戸)対象に
ご存じの様に、ここ千曲市の杏は、全国でも有数の収穫量があり
市として重要な産業となっております。
もちろん、私の様に 趣味の延長で杏を栽培している者は、対象外です。
それにしても 今年の杏収穫量は 近年にない 激収穫量ですね!
例年だと 260~350トン とか
昨年も 少なくて 212~トン
なんと、今年は 75トン と推定されている。(超凶作)
当家の収穫量は、7/9のブログにも書きました様に
http://kanjuku107.hatenablog.com/entry/2020/07/09/210039
昨年の40%(4割)でした。
杏は、種類によって 花が咲く期間が違います。
それに、同じ杏であっても 日向や日陰 また、生育状況によって
数日以上の開花日が違います。
この違いによって、開花、受粉、小実形成の過程が左右されます。
今年の杏状況を 写真で振り返りました。
3月初旬
この頃になると 杏の花芽が膨らみ始める。
3月10日頃
花芽が膨らみ、白い花びらが見え始める。
3月20日頃
日射しのある花芽は、開花を始める。
3月28日頃
杏は 満開となるが
3月29日
しかし、その初積雪が大雪になる。 雪帽子を被った花芽
3月30日
雪が溶けて 何もなかった様な花 しかし
すでに満開だったので 雪の重みで花びらが散ってしまった。
4月11日
この頃になると 降雪後の寒気等で花殻が弱々しい
4月19日
この頃になると 新芽が伸び始める
この枝 全滅状態!
4月24日
辛うじて、受粉は成功したが 果たして大きくなれるか?
1粒だけ 葉の陰で 助かった様です。
4月27日
多少の生育違いはあるが 数粒は 良さそうだが
5月3日
葉の陰で 助かり 大きくなった杏
5月7日
この杏は、開花日が遅かったので 受粉が成功した。
5月23日
この杏も 助かった様です。
そして、6月の声を聞く頃になると 早生種の平和が色づいた。
6月の2週目頃に 初収穫となる (平和種)
そして、初出荷に
6月20日頃になると 本格的に収穫、発送が始まりました。
当家では、早生種の平和 そして、晩生種の新月があり
今年最後の収穫は、7月5日で終了となりました。
そして、この後から 長い、長い 梅雨に突入となりました。
ある意味、順調な収穫期間でした。 量は、少なかったけど!!
まぁ、それにしても 長い梅雨が終わった途端に暑い日々が続きました。
そして、今年は オマケに コロナ騒ぎとなり 大変です。
旧盆が終わると 若干、涼しくなるのですが
今年は、残暑がきつい!!
当地では、極端に雨が少なくて困っています。
夕方になると 地下水と上下水道を使っての水くれが始まります。
この残暑を 杏パワーで 乗り切って下さいね。
手作り ジャムやシロップ漬けで!!
では、また
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その度に、改訂番号が変わります。
じゃあ、またネ!
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