2021 元旦 版 改訂1

明けましておめでとうございます。

  昨年は、大変にお世話になりました。

    本年も「枝成り完熟」を

      宜しくお願い申し上げます。 令和3年元旦 

 

 

昨年の今頃、中国の武漢で変なウィルスが発生した と言う情報を聞いた。

まぁ、遠い国の事だから長野には関係がないだろうと思っていた。

 

しかしながら

中国の旧正月休暇で、そのウィルスを持った保菌者達が

全世界へ旅行に出掛けた。 当然に、日本へもやって来た。 

 

東京、京都、北海道などの観光地へ 長野の白馬へも

当然の事ながら、その地区で新型コロナの感染者が出始めた!

 

その後、

新型コロナ感染防止の為に人の移動制限がなされた。

そのお陰で、私も、都内や北海道に居る子供や孫達との交流も出来なり

また、台湾へ行く予定の飛行機チケットをキャンセルするハメになった。

県内外のイベントも中止となった。

 

その後 感染者も少なくなり これでと思っていたら

政府と国民の気の緩みか? Go-Toトラベル政策により

更に人の往来が激しくなり感染者も増え始めている。

 

また、最近では海外からの異色に変化したウィルスが侵入している。

まぁ、長野の山奥だから大丈夫なんて言っていられない状態に

変なご時世になってしまった。

 

 

所で、千曲市の名産  ですが

昨年は、最初で最後の大雪に見舞われた。

 

それまでは順調な春を迎え杏の花は満開だったが

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突然の寒波で 開花中の花は 雪帽子となった。

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3月28日未明は 湿った雪が その後、ミゾレに 

そして、その深夜に 放射冷却で気温がマイナスに下がった。

 

お陰で、花粉も飛ばず 昆虫も居なくなり 杏は受粉が出来ずに

その日より前に受粉した杏も、凍ってしまい 結果的に落下と

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そんな訳で、収穫して見たら 去年の収穫量の4割しかありませんでした。

 

今年の杏頒布会を 止めようか と思ったくらいでしたが

折角、楽しみにしている皆様にと思い 

ある分(採れる分だけ)は 頒布したいので受注量の制限を行い

引き受ける事にしました。

 

 

本来であれば、皆さんに「杏三昧」生食に シロップ漬けに ジャムに 

思っていましたのに残念でした。

 

 

杏は、天気が一番です重要です。 

そう、受粉の時期が 温かい小春日和!で

そして、受粉後の小実形成時に霜が来ない事が条件になります。

 

 

しかし、この時期(3月中旬~4月中旬)は 季節の変わり目で

長野地区(千曲市)では、三寒四温でなく 五寒二温くらいで

どちらかと言うと 寒い日々が続きます。

 

 

果たして 今年は どんな感じになるか? な!

 

 

順調な天気ですと 杏は、こんな感じで熟します。

( 写真は、一部を除き 昨年撮影です。 )

 

2月頭頃  花芽は堅い外皮に包まれています。 

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2月末頃  外皮がシワシワになる。(弱々しく)

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3月頭頃  外皮より花びらが膨らんで白くなります。

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3月中旬頃 花が咲き始める。

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4月中旬頃 受粉が成功し 細長い小実が見え始める。

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5月頭頃  長細い小実が、段々と丸くなって

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5月末頃  丸く、大きく膨らんで

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6月頭頃  段々と色づき始める

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6月中旬頃 この頃になると収穫する品種もあり

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しかし、梅雨の残りがあり雨が多いので落下がある(落下杏は、廃棄に)

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早生種  

平和杏(ジャム等)

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信陽杏(生食、ジャム)

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信州サワー杏(生食、ジャム)

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6月下旬頃 この頃から種々の収穫が始まる。

 

中生種  

ニコニコット杏(生食、ジャム)

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昭和杏(ジャム)

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信山丸(小粒のシロップ漬け)

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イエローハーコット杏(生食)

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山形3号杏(生食、ジャム)

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おひさまコット杏(生食、ジャム)

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7月頭頃 この頃が 杏の収穫最盛期になります。

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晩生種  

信州大実杏(生食、シロップ漬け、ジャム)

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新月杏(生食、シロップ漬け、ジャム)

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枝成り完熟は、

一般の農家と違い 用途別の収穫を しています。

     シロップ漬け用 少し、硬め

     生食用     柔らかさと硬めが半々(半完熟)

     ジャム用    完熟近く

 

実は、この収穫が非常に難しい! 

朝、夕に 杏の木へ行き 杏の状態を手で触って確認しています。

 

収穫量にも寄りますが、ご希望の杏種類での受注も承りますので

ご要望をお伝え下さい。( 添えない場合もあります。 ) 

 

 

果たして 今年の杏ちゃん どうなるかな??

 

 

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その度に、改訂番号が変わります。

 

 

じゃあ、またネ!

 

 

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枝成り完熟専用のアドレスは、

kanjuku107@apost.plala.or.jp です。