あんずも沢山の種類があります。ちょっと紹介しますと
☆ 平和(へいわ)
平均重量70g程度 酸味が強く甘味がすくないが、加工適正に優れ、ジャム・シロップ漬け等に最適
森の南沢さんが発見 第1次世界大戦の終結を記念して命名
☆ 信山丸(しんざんまる)
実は小さく35g程度 加工適正に優れているが、適度な甘味・酸味があり生食にもむく。
昭和55年種苗登録 山形3号の自家受粉の実生から選抜
☆ 昭和(しょうわ)
平均重量70g 甘味は中位 酸味が強くシロップ漬け等に最適
西村杖造氏が昭和15年ごろ発見
☆ 信州大実(しんしゅうおおみ)
果実は大きく90gを超える。甘味は多く酸味は中程度で生食に適するほか加工にも良い。
昭和55年種苗登録 新潟大実とアーリーオレンジの交雑実生
☆ ハーコット
平均重量80g糖度が高く酸味が少ないため生食用として販売
裂果が多く、胴枯れ病等に弱い
☆ 新月(しんげつ)
平均重量80g加工・生食両方に利用できる 森地区で最後に出荷される品種
新潟大実とチルトンの交雑実生
☆ 在来種(ざいらいしゅ)
古来より森・倉科・雨宮地域に植えられているあんずの総称
☆ 新潟大実(にいがたおおみ)
写真は、去年の『信州大実』です。