なんだ!この杏?

昨日の夕刻から今朝の早朝まで、久々に雨が降った。
お陰で朝は湿っぽくて不快指数が高い。
樹上の杏に取っては、久々のお湿りで喜んでいるだろうが、折角の休日に収穫をと考えていたが昼過ぎの作業になってしまう。だが、父よりTVが壊れたので買いに行きたいので一緒にと依頼があり杏どころで無くなった。
所で、親戚の畑に1本名無しの杏があり丁度良く熟している。名前が判らず、何に適しているのか判らないので、今色々と文献や数個採っては味見をしている。
たぶん、『山形3号』と思われる。
 
外観の特長は皮が固く、果実は肉質はやや粗く種は離核できるし果実の大きさは65gくらいで、果形は円形で果皮・果肉色はともに橙黄色で、甘味は中である。生食には不向きと思われた。
たぶん、シロップやジャム加工に適している様だ。食べて見たが、甘みは薄いと思われた。
今晩当たりに、時間限定で低価格にてオークションに載せて見たいと思っています。
皆さん、オークションで落札して試しに挑戦して見て欲しいです。

午前9時頃に雨も上がり、農家は畑に出始めていました。ブドウ作りの人は、果実の摘果に大忙しでした。
例の杏のプリンス『ハーコット』は写真の様に、良い色に染まり始めました。
明日にでも、色づいた所を収穫して一部の落札者への発送を考えていますが、明日の天気は?!

また、『信州大実』も写真の様に良い色に色付き始めているが、未だ果肉が堅い様に思いますので、収穫にはもう数日欲しい所だと思います。

それに落札人気の多い、『昭和』は未だ黄色の状態でこれは来週の中か末頃かな!いずれも天候次第だよ!

午後に好天が恵まれたので、信山丸と言う杏を一部の完熟な物を収穫しました。
非常に綺麗な色付きでしたが、これはシロップなどに適している様です。
その時に、隣の畑の農家の人が次の様な事を言っていました。

ハーコットは、収穫時期が非常に難しい事と木の生育も大変と事でした。
だから、高価なのかなと思いました。
良い収穫時期は、果実に触って軽く採れる時がベストで、下に落ちた時は完熟状態だそうだ!!
この完熟状態になるとツルから実が割れて、そこに雨の滴が入ると種の周りにカビが出てしまうとの事でした。昨年は、その様なクレームがありました事を思い出しました。
厄介な杏なのだ!! 午後に畑で三脚を使い、良い色付きの物を手にとってみたら、果肉が未だ堅いのと
一個採って食べたら、甘みも無く渋かったでした。やっぱり早いのかな?
でも、あと数日が勝負かな?!