秋の晴天でフラフラと山へ

今週の水、木曜日の2日間は連続で好天気でした。
山へ行きたい!と言うのは、7日の様に雨風で空気中の塵がなくなり早朝などは遠くまで景色が見えるので!
そんなことを思っていたら、家の前の親戚の方が、昨日(8日)「高峰山」へ行ったら「富士山」がバッチリ見えた!との事を聞きまして、俺も見たい!!と思い、フラフラと翌日の9日に出掛けてしまいました。

私の出掛けた所は、9月20日に「烏帽子岳」(えぼしだけ)へ登った時の地蔵峠(興味のある方は9/20のブログを参照してね)から「湯ノ丸高峰林道」を通り、「池ノ平自然園」の駐車場へ車を置いて登る「東篭ノ登山」(ひがしかごのとやま)と言う、面白い名前の山です。
なんと、駐車場から40分程度でで標高2227mへ登れます。つまり、地蔵峠の標高が高いので楽ちんなのです。

烏帽子岳から見た東篭ノ登山(中央の丸い山、後ろの煙は浅間山です)


この林道は、地蔵峠(約2000m)から「高峰山」のある車坂峠(1973m)までの間を結んでいる山岳道路です。しかも舗装がされています。但し、7月〜8月末の土日は自動車の乗り入れ規制されたり、乗り入れ可能な時期でも両峠のゲートは17時に閉鎖されてしまいます。

この車坂峠、地蔵峠を起点で登山の出来る山々が沢山ありまして、結構人気があります。
ご紹介をしますと、車坂峠ですと東側に「浅間山」2568m「黒斑山」(くろふやま)2404mへ 西側に「高峰山」2106m「水の塔山」(みずのとうやま)2202mへ
地蔵峠は、東側に「東篭ノ登山」(ひがしかごのとやま)、「西篭の登山」(にしかごのとやま)2212m 西側は、「湯ノ丸山」2101m、「烏帽子岳」2065m 
この辺の山々は、それぞれが火山でした。一番東の浅間山は現在でも活火山の一つです。

地蔵峠までは、上田市の隣りの東御市(とうみし)から群馬県嬬恋村(つまごいむら)に向かいます。
途中の唐松林は、紅葉していました。


峠のスキー場より見た「湯ノ丸山」(中央)と「烏帽子岳」(左の三角)、唐松林は葉っぱが落ちています。

見事に植林されていますね!


駐車場(2064m)からの唐松林の登山道(整備されていますね)


これが、これから登る「東篭ノ登山」です。

途中から笹藪を


この辺りから樹海もなくなり、岩道になります。視界も良くなります。


登山道脇には、シャクナゲがこれからの冬に備えていますね。


いよいよ、岩だらけの登山道に


この辺りから見た「黒斑山」と「浅間山」(後ろの山) 右の建物は、あさまパークスキー場です。


ようやく、頂上に到達! 天候が変わるのか非常に冷たい強い風が吹いていました。



それでは、頂上からの景色を堪能して見て下さい。

「水の塔山」



浅間山」の拡大 右奥が「前掛山」左の煙の所が火口です。



北軽井沢方面(群馬県長野原町) 北東方向



志賀高原(横手山)方面、下の湖は「田代湖」(嬬恋村)になります。北方向 



横手山の拡大 右は、草津白根山の表万座スキー場



四阿山」(中央)と「根子岳」(左)、「村上山」1746m(手前) 北北西方向



「西篭ノ登山」、ここから片道20分程



右から奥の山「妙高山」「火打山」「焼山」、手前の斜面は「菅平高原」です。



湯ノ丸山」(中央の丸)と「烏帽子岳」(左中央の三角) 後ろは「北アルプス」です。北西方向



北アルプスの「槍ヶ岳



「木曽の御嶽山」(きそのおんたけさん) 南南西方向



これが、「富士山」です。 南方向



八ヶ岳連峰」右が信濃富士の「蓼科山」です。奥は南アルプス? 南南東方向



草津温泉


冷たい強風の中、約1時間程撮影をしていました。もちろん私一人だけでした。美味しいドリップコヒーを頂きながら。。。 それでも体が冷えて来ましたので下山しました。
一歩下ると風も無くなりました。駐車場には私の愛車がポツンと!後ろの山は「西篭ノ登山」です。


最後まで見て頂きまして有り難うございます。

今週の週末は、荒れる様です。山々は雪が降るでしょう?