「セツブンソウの大群落」③ と「目の前の里山へ」

とうとう、起きてしまった。
先週の13日、「 白昼に堂々と群生地のロープ内のセツブンソウを盗む男女の3人組 」と
地元新聞に記載されていました。

http://www8.shinmai.co.jp/flower/2007/03/17_004238.php

まあ、単純な気持ちで引っこ抜いて行ったんだろうが、この手の山野草は下界の庭や鉢に植えても
たぶん枯れてしまうと思います。
それにしても、あんな地下茎が長いものを抜いて行くのだから、用意周到で移植ゴテ持参かも?
千曲市の「 天然記念物 」なのですが、あの土地は個人の所有物なので、あまり問題が生じてしまえばお借りする事も出来なくなってしまいます。
かと言って、行政等の監視活動も必要なのかね!?
そんな事をしなくとも、安心して自然見学が出来る様にしたいと思いますね!

セツブンソウの大群落k千曲市の観光情報サイト
http://tanalog.com/chikuma-city/2007/03/12/1173664737708.html


今日の午後1時に杏を提供してくれる、親戚の人と2人で「目の前にある里山」へ登りに行きました。

この見える山の頂上は、あの「 冠着山(かむりきやま) 」からの尾根の一部ですが、何しろ
この見える頂上への登山は、2人共生まれて初めてなのです。
十数年前のお盆に山火事になって翌日の朝まで燃えていた事を思い出しました。

左の雑木林が「 八王子山 」の尾根
真ん中が「 天狗山 」の尾根
その後の峰の頂上まで登る


自宅から見ると、右に西山の峰、中央に天狗山の峰、左に八王子山の峰、更に左に荒砥城の峰が
交わる頂点になります。


計測標高差400m程で、結構な坂道です。
戦後は、農家では山を借りてまで芝刈りをしたり、雑木を切って自宅の燃料にしていたので、
山は荒れていませんでしたが、今日ではこんな里山へ登る人はいませんので、道が隠れてしまい
かすかに道らしい所を登ります。


野鳥がナンテンの実を食べて、タネを排出して育ったのでしょう。


道がある様な無いような道を


NHKTVで放映中の「 山本勘助 」で出てくる「 荒砥城 」が見える



雑木林の中に「 天繭 」が



自宅が見えた!



千曲市の中心部が


遠くに「 飯縄山 」が


セツブンソウの大群落 」のある山が 正面右奥になります。正面は天狗の像が


結構、登り上げたら雪が残っておりました。


また、千曲川と大正橋、佐良志奈神社が



千曲川と坂城方面



十数年前のお盆に山火事の痕跡が



戸倉町方面を 手前が戸倉上山田温泉千曲川、大正橋が


これが「 戸倉上山田温泉 」です。


まあ、往復3時間ぐらいの里山登山でした。


次に、今月の31日に開催される「かたくり祭」の「佐良志奈(さらしな)神社」です。



この「佐良志奈(さらしな)神社」境内より八王子山へ登る旧道の脇にも
沢山の「 カタクリ 」が咲きます。


では、またネ!