久々に晴れて !

この所、雨足の弱い雨が数日続きパッとしない天気でしたが

けさは、青空も出る天気に戻りました。



久々に、木々に消毒をしました。

家の周りには、多々の果樹や木々を植えてありますので、いつも、一括で行います。

今日は、殺虫剤(2000倍)、殺菌剤(2000倍)に木酢液(1000倍)の混合液を

250リットル打ちました。



この時期は、天敵の アメリヒロヒト と言う害虫がほとんどの木に付きます。

案の定、杏の木と柿の木におり 蜘蛛の巣状の巣を作り 葉っぱを食べていました。


殺虫剤は、名前の通り 虫殺し です。 殺菌剤は、カビ類 を退治するらしいです。

木酢液は、木々のビタミン剤の感覚で使用していますが、お陰様で葉っぱがイキイキします。


今の時期は、葉っぱが最後の光合成をして根に栄養を蓄えている様ですので

実は成っていませんが、葉っぱを育てる時期 となります。

その時期が過ぎれば、葉っぱは紅葉して落葉してしまいます。



それでも、今年の様に 夏期に雨も降らず乾燥が続くと 木々は 自己防衛 を始めます。


これは、ヤマボウシの葉っぱですが 先の方を見捨てたり 部分的に葉っぱを死なせます。


そして、枝の水分調整をします。


そんな状態ですので、葉っぱが落ちてしまうのが早い様な気がします。


また、ヤマボウシ の実が熟して落下してしまう時期も早い様な気がします。



完熟した実は、食べてみると少し甘みがあります。 熟した実を焼酎で漬ける人もいますよ!


当然に、鳥たちも良く知っており食べにやって来ます。

ご覧の様に、中身をそっくり食べられていますね!


この実の中には、3〜5個程 果肉の付いたタネがあり、当然にタネは排出されます。

そんな訳で、親木より離れた所で発芽をします。

この果肉には、発芽を阻害する物質があり、実を植えても発芽しませんが

私の家の周りでは、この実を待っている虫たちが沢山おり

青虫が実の中に顔を入れて、食事中でした。


落下した実に穴が


実の中の果肉だけを食べますので、残ったタネが春に発芽をします。

実は、これと同じ様な似た木があり、それは ハナミズキ です。

この様に、大きな木の根元より3芽も発芽!!


この実も赤くなり、鳥たちを寄せてタネを遠くまで運んでもらっています。

やはり、このハナミズキの果肉も発芽を阻害しますので、実を植えても発芽しません。

人間が、これらのタネを収穫して 果肉とタネを分けて植え付けますと翌年に発芽をします。

これは、今年に発芽したヤマボウシの苗です。 1年で30㎝ぐらい成長します。


こんな具合に、ハナミズキヤマボウシを毎年 発芽させては育てて 新築祝いに贈ったり

時には、オークション出品もしております。

読者の方で、欲しい方はお申し付け下さい。但し、植え替えは晩秋になります。



この時期には、あまり咲く花達はありませんが

こんな花が咲いていました。

クレマチスは、タネを付けながら咲いていた。

このモヤモヤの毛の付いた物がタネです。


これは、ワレモコウ という山野草です。


ちっちゃな花を沢山付けて咲いている ミソハギ です。


また、タネから育てた フシグロセンノウが一輪だけ咲きました。


夏の暑い時に咲いた、ヒマワリも下を向いてタネを熟成中でした。



今日は、朝から太陽が照っており 愛犬モコは 柿の木の下へ疎開しました。


この犬は、やはり日本犬(祖先はオオカミ?!)なので、

土を堀り、そこで避暑する事が多い様ですし、今の時期は夏毛から冬毛への移行時期なのか

毛が抜けまして、日々のブラッシングが大変です。


先程、ラジオで 夕方から雨なんて言っていましたが。。。


じゃあ、またネ!