秋を見つけに その 2

17日は、前日の天気予報では青空で晴れる!との情報でしたので

久々にスッキリした青空での「 大渚山(おおなぎ) 」からの「 雨飾山(あまかざり) 」の絶景を期待して

フィルムカメラ+望遠レンズ等を持って、秋を見つけに 小谷温泉 の近郊の山へ出掛けたが

肝心の 雨飾山 は雲に覆われていたので、目的地を変更し直進し

もっと、海抜の低い景色の良い「 小滝ヒスイ峡 」へ向かいました。



当地からは、長野オリンピックで整備された国道19号線を長野から松本方面へ向かいます。

昔は、犀川(さいがわ)と言う川沿いの道路でしたが、ご覧の様なトンネルで整備され


白馬、大町へ向かう通称 オリンピック道路 への分岐に長野市内から15分程度で行かれます。


面白い事に、この先のトンネルだけがこの 有料道路 なので、当然に手前で抜ける道もあります。


私は軽ですので、¥150円です。 普通車は¥200円となります。

料金を払うと、犀川を渡り直ぐにトンネルになります。


ここから、約30分程度で白馬村へ出られます。

ご覧の様に残念ながら白馬岳方面は雲に覆われていました。


自宅付近は、青空でしたので期待をしましたが、こんな状態でしたので

急遽、目的地を変更しました。

そのまま、白馬村を通過して糸魚川方向へ進みました。


本来であれば、トンネルを抜けて次のトンネルの間にある信号を右に曲がります。


バスは小谷温泉へ曲がって行った。


温泉までは、ここから約20分程山を登って行きます。( 完全舗装 )


私は、そのまま148号を糸魚川方面へ、


その先に大所トンネルと言う長いトンネルを抜けたら

直ぐに、左へ曲がり 大峰峠 を目指しました。


この峠の途中で、雨飾山の横にある険しい山( 鬼ヶ面山、鋸岳 )が望めました。


これらの山々は、1500m程度ですので雲はないが 雨飾山は約2000mなので

残念です。


大峰峠まで来ると、これまた険しい小滝ヒスイ峡のシンボルの「 明星山 」が見えました。


この山は、石灰石の1枚岩で迫力がありますね!

また、左側には姫川及び日本海が見えました。


そして、幻の巨大魚が住む?と言われている「 高浪の池 」の横を通り過ぎ



下って行きますと、小滝ヒスイ峡 の上流に出ます。

相変わらず、小滝川は冷たく澄んでいました。


そして、先程まで遠くに見えていた「 明星山 」の真下に出ます。



この「 明星山 」の下に流れている小滝川周辺が、天然記念物のヒスイ峡 になります。



矢印がヒスイの岩




この目の前の「 明星山 」は、岩登り( クライマー )達の憧れの山です。
ただ、この山は石灰岩ですので、崩れやすい怖い岩だそうです。

丁度、駐車場に20代の男女ペアが居ましたので、聞きましたら

昨日に登り始め、登り切れずに頂上直下で野宿( ビバーグ )して、先程 下って来たとの事でした。

彼らに言わせれば、生死を掛けて登るので最高とか!言っていました。 私には絶対ムリですが!!


5〜6年前の頃は、毎週土日に小滝川や青海川へハマってヒスイ拾いをしていましたが

地元の人と違い、そんな簡単には拾えませんでした。

こんな事もありました。 

夏の暑い頃に現地へ向かっていましたら、後ろからパトカーが。。

停車して聞くと、河原で動力を使ってヒスイ採りをしていたのは君か?!なんて

冗談じゃないよ!! と言っていたら、近くの河原で機械の音がした!

行って見ると、なんと発電機を使ってヒスイ岩を掘削している者が!!
なんと大胆に! 即、逮捕?事情聴衆となった。


その時に、お巡りさんに聞いたら 「 天然記念物の範囲内での収集は不可ですが手に持てる程度の物は、まあ良いでしょう 」との事でした。




そして、再度148号に出て 長野方面へ戻って来ました。


今日も天気予報では、スッキリ晴れる!?との事でしたが、雲って寒い!!

浅間山が初冠雪したとのニュースがあったので写真と思うがダメな様だね。


以上、  またネ!!