久々に「 究極な文旦ジャム 」の奮闘記!

高知県の 出間さん宅 の「 旨い 」「 安い 」「 送料も 」の三拍子揃った文旦の第2便が19日に届きました。

  

1便のブログも見てね! http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080204


今回の文旦は、家庭用のフリーサイズの 10kg品 です。


確かに、前回の注文分 3Lに比べますと、当然に大きさは違いますけど


熟成されており絶品でしたので、これを7個程使い「 究極の文旦ジャム 」の製作に挑みました。

普通の文旦ジャムは、皮の部分も使い「 マーマレード仕様 」で作りますが

今回は、文旦の果肉100%でのジャム挑戦です。

文旦は、他の柑橘類と違い肉質はパラパラ気味ですが甘みと酸味が絶妙なコラボレーションされたており

私が思うに、柑橘類では最高のジャムが作れると思います。


昨今では、柑橘類の産地でもジャムを作って販売はされておりますが、何しろ甘すぎます。

私も、ネットを使っては取り寄せたりしましたが、イマイチ甘すぎました。

電話で業者に聞いて見ると、保健所等の指導により腐敗を防ぐ為に砂糖を沢山入れている様です。

杏と同様に、文旦は果肉が程良い酸味が特長なのですが、過大な砂糖のお陰で

酸味が消えてしまい風味だけで、何のジャムって感じです。


そんなこんなで、自家製の文旦ジャムを久々に挑戦しました。

それでは、おじんが作った『 究極の文旦ジャム 』をご紹介しますね。


文旦は、他の柑橘類と違いまして、外皮が非常に厚く、手だけでは剥けませんので

まず、文旦の頭にナイフを入れて、そして皮の側にも切れ目を入れます。

そして、皮剥きを始めます。 なにしろ皮は厚く、剥いてもこんな状態です。

更に、白い外皮の皮を剥ぎ取ります。

それから、親指を実の中心に入れて、裂いて小袋状態にします。

文旦は、タネが多くて困る位入っていますので、これを除きます。 結構これが大変です。

そして、中身と皮+タネに分けます。 もちろん、皮+タネは廃棄ですが

後で計測をして見ましたら、中身と捨てる部分と同量もありました。 これにはビックリしました!

まあ、ここまで来ますと 後は杏ジャムの製作と同じでしょうかね?!


鍋に入れて、加熱を始めましたら こんな普通の鍋ではダメでした。

かき回すとこぼれるのと、加熱時に熱い汁が飛ぶ事が判りましたので

深鍋に変更をしました。

加熱しながら、しゃもじを使い細かくしていきます。


ある程度、バレたら砂糖を入れますが、今回は奮発してラニュー糖を使いました。

文旦の果肉が葯1.5kgでしたので、グラニュー糖を400g入れました。


当然に、砂糖を入れますと砂糖が溶け始めて、パサパサ状態からジャムらしい柔らかさへ変身しました。

とろ火で煮始めます。
 

私のジャム作りは、一気に煮込むのでなく、日に2〜3回程加熱を繰り返して煮詰めます。

この方が、気持ちコクが出る様な気がしてなのか美味しい感じです。

2日目になりますと、砂糖が煮込まれたのか? 昨日より茶色になりました。

少し、舐めて見ると 甘酸っぱくて最高でした。

鍋の煮詰めているジャムも最終段階へ来ました。


まず、ペクチンが形成されたか?の確認を!!
  

1. 透明なコップに水を入れます。

2. そこへ煮詰めたジャムを一滴落とし、コップの下で溶けてしまうかを見ます。

3. 溶けてしまえば、まだ未完成です。 ペクチンが出来ていれば溶けません。 これで完成です。

次に生レモン1個とガラスコップを用意して、生レモンよりレモン汁を搾ります。

そして、そのレモン汁をスプーン等で適当にジャムの鍋へ入れ、かき混ぜます。

これをする事に寄って、ペクチンも程良く固まりジャムの発色も良くなります。


ジャムの鍋の火を止めて、貯蔵するガラス瓶の用意をします。

1. ガラス瓶とフタを鍋に入れて煮沸をする。 ジャムを保たせるなら必修です。

2. そして、一旦外へ出します。 瓶は逆さま状態で

3. 煮詰めて完成したジャムを小型のお玉等で煮沸した瓶に入れます。

4. 入れた状態で、先程の煮沸した鍋に入れて、再度の煮沸をします。

5. フタは載せただけで2〜3分で良い。 フタを少し締めてフタを持って外へ出します。

6. 全部、出したらフタをきつく締めます。 冷えてくると内部の圧が下がり更にきつくなります。


煮沸した鍋のお湯は、ジャム作りをした鍋に入れて、熱で洗いますとキレイになりますよ!

これで、自然放置してから冷蔵庫保存をして、早めに頂きます。


我が家では、土日曜日がパンの日ですので楽しみです。 
 
  
今回使用しました文旦は、家庭用の物で 10kg箱 ( 21〜25玉くらい )

フリーサイズで¥1.200円でしたので、ジャム作りや生食で食べても良いでしょうね。

上記の金額は10kgのお値段ですが、5kgではこれの半額になります。


他と比べても超お得と思います。しかも、送料も激安です。 これは、メリッドが大ですよ!

送料は全国一律500円で何箱でも発送できます。


この時期に、文旦ジャムを製作して見ては如何でしょうかね! 杏ジャムファンの皆様!!


出間さん宅では、もう遅いくらいですので、ジャム作りに挑戦する方は早めに連絡をして下さい。

もしかしたら、お徳用の物が無くなっているかもね?! それでも安いですよ!


お問い合わせは、下記へ  私から聞いたと言えば便宜をはかって頂けると思います。

〒785−0024
高知県須崎市安和10
      出間 さん
Eメール:drie.i@d7.dion.ne.jp
Tel・FAX:0889−42−3658


そして、これがヤフーのオークションサイトです。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/strawberrycrown55


じぁあ、またネ!