自宅の山野草 3

まあ、昨晩の雨と風は台風並で、深夜の2時半頃には起きてしまった。

それでも、朝になってみれば何事も無かった朝が来た。


今頃の時期の雨に風は、南から暖かい空気を持って来てくれるので

植物には有り難い事でしょうかね。


お陰で、杏の花びらはみんな何処かへ行ってしまった。

先週から満開になっていた、ヒメコブシやモクレンなどの花びらも


そんな殺風景になってしまった庭で、元気よく!存在感を表しているのは

ハナモモの木である。


我が家には、赤花と白花、それに源平(赤白の混じり)花の3本ありますが

源平の木は、本来は白花と赤花が同じ枝に着くのであるが

今年は、なんと!赤白が混じりピンクに変身してしまった。


そんな中、沢山の山野草の中でも

芽吹きに特長がある2種類を紹介します。 まあ、 芽吹きのショー ですね。


ウラシマソウ 」 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%82%A6

マムシグサと同じサトイモ科テンナンショウ属で、

肉穂花序を包む仏炎苞(ぶつえんほう)はよく似ているのですが、

肉穂花序に長い紐状の付属物があります。


これを浦島太郎の釣り糸に見立てた名前です。

4月の始め頃に地面から面白い芽が出ます。


そして、葉っぱらしき物が見えて来て


この様に葉と花と釣り糸が見え始めます。


上から見ると


これは、昨年の開花頃( 5月の初旬頃 )の写真ですが、面白いですね。

 

中央の黒い細い物が 釣り糸に見え、全長30cm以上にもなります。


野山では、開花する頃に日陰になる場所にあります。



また、地植の「 白花シラネアオイ 」も

4月始め頃は薄黄色だった芽が


段々と緑色になり


ここまで、成長して来ました。


下を向いた葉っぱの中に、実は花が隠されています。


今月の末頃になると、こんな感じで花芽が開き始めます。(昨年の写真)


そして、真っ白な こんな花が咲きます。


元々のシラネアオイ( 白根葵 )は名前の様に、こんな 葵色 なのです。



オマケの写真

ハナミズキの花が開き始めました。

白花

赤花


梨の花も


小粒のプルーンは、もう少しかな?!



そんな、春本番の庭でした。


じゃあ、またネ!