『 あんず情報 』 8

今年は、昨年と違って遅霜( おそじも )が来なかったので

花が開花後は、ご覧の様に ビッシリ と実が着いています。


現在、親戚の農家では 早朝から杏の摘果( てっか )作業に追われています。


残った杏の実を大きくさせる為と、杏の木に負担を掛けない為に

実を落とします。 何と、2/3程を落とします。


当家では、あまり落としません。 ( 作業が大変ですし、何か勿体ない気がしますので )


つい、この間まで満開でしたが、花びらが散ったと思っていたら


もう、実が成り始め 順調に育っております。


最初の頃は、長細い感じの実ですが、大きくなるにつれて

丸く変身していきます。


一番最初に出荷をする品種は、平和種となります。

また、最後に出荷する品種は、新月種です。


昨年は、5月15日から リピター様 及び ブログの読者様 の 予約受付を

開始しましたので、今年もその頃に ブログサイド で行いたいと思っております。
また、昨年度の購入者様へは、その時のメールアドレス

案内を差し上げる予定でおります。


今年も、 『 生食用 』 『 シロップ用 』 『 ジャム用 』 の 3本立となります。


品種等は、指定無き場合は用途別に、こちらで選ばせて頂きます。


そして、お客様の「 用途 」に合わせての 収穫/発送 となる予定です。

また、当然に 樹上完熟 を基本とした収穫となり発送となります。

今年も、6月の中旬頃からの収穫、発送となるでしょうかね?!

価格は、例年と同じ( 3年間据え置き )となる予定です。

購入希望の方は、早めに砂糖や空瓶等をお買い求めをお願いします。



在来種  【 我が家にあり親戚になし 】
昭和初期から長野県で栽培されています。果実は円形で、黄色がかった橙色をしており果重は60g前後。甘みがあるものの酸味が強いため生食には向かず、主に干し杏やジャムに利用されます。出荷は6月下旬頃

平和種  【 我が家と親戚にあり 】
大正時代に長野県埴科郡(現:長野県千曲市)の杏園で発見され、第一次世界大戦終結を記念して命名された品種です。酸味が強く甘みが少ないので、主に加工用に栽培されています。果実は橙色の円形で、果重は50〜70g前後。6月下旬頃に出荷されます。

新月種  【 我が家にあり、但し親木は枯れ他品種に接ぎ木 】
長野県埴科郡(現:長野県千曲市)森地区で最後に出荷される品種 新潟大実とチルトンの交雑実生 平均重量80g 加工 ・ 生食 両方に利用できる 7月の中旬頃の出荷となる。

信山丸  【 親戚にあり、我が家3年目 】
酸味が強く、主に ジャム や シロップ漬け などの加工用として栽培されています。果形は楕円形で橙色、果肉は緻密で果重は40〜50g前後とやや小ぶり。生産数が少なく質が高いことから高級アンズとしても人気です。出荷は6月下旬頃から。

昭和種  【 親戚にあり、我が家になし 】
昭和の初め頃に長野県埴科郡(現:長野県千曲市)の杏園で発見され、平均重量70g 甘味は中位 酸味が強いですが、完熟させると 生食 や シロップ漬け 等に最適 7月の始め頃から

信州大実  【 親戚にあり、我が家になし 】
「新潟大実」と「ア−リ−オレンジ」を交配して1980年(昭和55年)に登録された品種で、果実が80〜100g前後と大粒なのが特徴です。酸味が比較的少なく糖度もあるので 生食 ・ 加工 を兼用することができます。果実は円形で果皮・果肉ともに橙色、香りも強いです。7月中旬頃に出荷されます。

ハーコット種  【 親戚にあり、我が家3年目 】 
カナダ生まれの品種で1979年(昭和54年)に日本に導入されました。酸味が少なく甘みが強いので生食用として栽培されています。果実は橙色で、80〜100gとやや大きめの楕円形。あまり日持ちしないので購入後は早めに食べましょう。7月上旬頃から出荷されます。


オマケ写真

我が家の道路側のシバザクラが満開です。


また、玄関入口側です。 白い花の木は、ハナミズキです。


じゃあ、またネ!