山野草  ウラシマソウ

名前も面白いし、面白い花を咲かせるので、何年か前に山野草店で購入して

地植したものと、昨年の晩秋にネット購入したものを鉢に植えてあります。



肉穂花序の先端の付属体は、釣り糸状に長く伸長し、

これが和名の起源( 浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てたか? )とされている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%82%A6

根っこは、丁度 グラジオラスの様な形をした球根です。


自然界では、やや湿った日陰の様な場所にあります。


先日、山菜採りに出掛けた所のヨシヤブにも 子供がありました。


なんてたって( これ方言かな? 何しろと言う意味! ) 発芽も面白い 何!コレって感じ

ニョキニョキって地面から出て来て、ビックリ状態です。


その内に、先端が割れて


葉っぱらしきモノ と 例のヒゲ?の様なモノが。。。



そして、葉っぱの下にある花が背伸びをして


花の中からヒゲが  何と不思議な植物ですね。



このヒゲの様な 釣り糸? の長さを測って見たら 何と! 50cm以上もありました。


球根が小さい時は、この不思議な花は咲かず、葉っぱのみです。


こんな不思議な植物は、他に仲間が幾つかあります。

マムシクサ と言う名の仲間もあります。
http://had0.big.ous.ac.jp/~hada/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/araceae/mamusigusa/mamusigusa.htm
 

発芽した時の芽の模様がマムシに似ているからでしょうか?!ね。

自然界で見ると、一瞬! ビックリしましたよ。


ウラシマソウは、一般的に葉より下で咲き、なが〜いヒゲがありますが

マムシグサは、葉より上で咲きもヒゲがありません。


こんな違いがありますが、発芽時は判別が難しいと思います。



自然界でも、我が家の庭でも 一体、何を釣っているのでしょうか? ね !

開花後、何日も こんな状態です。


そんな面白さが気に入って、地植や鉢に植えてあります。

日陰で多少の湿気がある場所が好きな様です。 

理想は、低木の広葉樹の下( ハナミズキ、ヤマボウシ、コブシ等 )で育ちます。

皆さんもチャレンジして見て下さい。 笑っちゃいます。



じぁあ、またネ!