自宅の回りにも秋の気配 + 葛温泉へ

14日の夕刻に自宅から見えた 中秋の名月


自宅の回りも、この所 秋めいた様子が伺えます。

これは、ヤマボウシの実 です。


この時期になると、あの初夏頃に咲いた

ヤマボウシの実が熟し始め、落下が始まります。


この実は、食べろと言うより 中汁を舐めると ほんの少しの甘みを感じられますが

食用にはならず、一般的には ゴミとして捨てられるか 自然消滅となりますが

愛好家は、焼酎漬けをしている人もいます。


私は、この実から タネ を出しては 毎年植えて 翌春に発芽させて 育てています。


野鳥達は、この実が旨いらしく(タネの回りの果肉)、早朝から啄んでいます。

この果肉も、不思議な物で 発芽を抑える物質があるらしく、果肉が着いたまま植えても

発芽はしません。

一番のヤマボウシの理想は、鳥に食べられて 糞と一緒に排出される事が最高なのです。

果肉が残らず、遠くへ運んでもらうので、子孫の繁栄に繋がるのです。

だから、不思議に 我が家の回りにある 電柱の下に このヤマボウシハナミズキ、サンシュ等が

春先に発芽しています。


このタネは、親木はもちろんですが 1998年に発芽した苗が、一人前に開花して

もう、沢山の実を着けています。


自宅の果樹園には、1本だけ 栗の木 があり 今が完熟の真っ最中です。


自然落下をしたら、この様に靴で挟み込み、中の栗を出します。


こんなに大きな 栗の実 が採れるのです。


13日には、第一回目の 栗おこわ を作り 両親へ献上しました。


当家の 栗おこわは 餅米と半々ぐらいに 栗が入っていて 旨いと言うより最高です。


ただ、いつも 妻に小言を言われます。

「 食べるのは楽だ!が、これを作るのは大変だ!! 」 ってね。


栗を軽く茹でて、栗の皮を包丁で剥き、餅米を蒸かして、一旦ボールにあけて、

お酒等の調味料を加えて、栗と共に蒸し上げる といった、大変な工程を。。。

この作業は、過去の私のブログにも掲載してありますのでご覧下さい。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20070917

この栗も、未だ樹上にありますので

近い内に、また 栗おこわ が食べられそうです。
 


15日の敬老の日に、妻の母と一緒に 温泉巡りに出掛けました。

まず、午前中に 北アルプスのお膝元にある 「葛(くず)温泉」へ向かいました。
http://www.dynax.co.jp/sinsen/spa/c_kuzu.html

ここは、大町市の郊外にあり 高瀬川の上流にある古い温泉です。

この高瀬川流域には、大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムと3つのダムがあり

大町ダム、七倉ダムの間にある温泉です。


湯量も多く、下流流域にある 大町温泉郷へもお湯を提供している様です。

確か、一番古い 高瀬館 と言う温泉宿へ行きました。


また、ここは 北アルプスへの登山の玄関でもあり、登山で下って来た

登山客が湯治する場でもあります。


料金¥700円を払って、薄暗い廊下の一番奥に 男女に別れたお風呂があります。


私は、即 野天風呂へ まあ、プールの様に大きくて 湯量が多いのか


蛇口が沢山あり、最高の気分でした。

もちろん、内湯もあり 熱めと温めの2つの浴槽があり、野天とつながっています。


私が入った時は、私だけで このお風呂を独り占めしていましたが


その後、登山客が入って来ました。

どちらからと聞きましたら、岡山県からと 更に山行を聞いたら

岐阜県新穂高から 笠ヶ岳双六岳〜三俣蓮華〜鷲羽岳野口五郎岳〜烏帽子で下って

との事で、2伯3日の長縦走したとの事でした。

湯上がり後に、美味しいビールを飲んで、これから大町、松本、名古屋、岡山へ向かうと言っていました。



これが、七倉ダムの堰堤です。


このダムと上流にある高瀬ダムは、ロックフィルダムです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0

まあ、石で作ってあるダムで 高瀬ダムは観光化されていますが

ここから先へは、自家用車は通行止めとなり タクシーを使う様になります。


お風呂を上がると、丁度 お昼! 湯に浸かったので 腹 がへる。


このまま、下って 大町市から148号を白馬方面へ

道路沿いの 蕎麦や へ入る。


もり蕎麦、ざる蕎麦 が¥700円 大盛り¥300円アップ まあ、こんなもんでしょうかね。

もちろん、大盛りを ¥1.000円 


大の蕎麦通から言わせると、蕎麦の細さと本ワサビにタレも良いが! 

先付けに 漬け物ぐらいは サービス が欲しかったです。



そして、仁科三湖( 木崎湖、中綱湖、青木湖 )を通過して白馬から

オリンピック道路を抜けて、長野方面へ

そして、途中の美麻村にある ぽかぽかランド美麻へ立ち寄り
http://pokamiasa.sakura.ne.jp/

またまた、温泉に浸かりました。

丁度、敬老の日に合わせて 70歳以上は無料でしたので、2人分だけの支払いで済みました。

なかなかの企画ですね。


訪問した 高瀬館 と ぽかぽかランド美麻 は 格安に宿泊も出来ますが

いずれも、自家用車での訪問となってしまいます。


そして、自宅へ舞い戻って来ましたら、愛犬のモコが待ち望んでいたのか

喜んで出迎えてくれました。


では、 またネ!