先日(9/18)のヒスイ峡へ行った時に、
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080918

姫川の支流の林道を走っていたら、何か丸い実を 車で踏んでしまったので

戻って停止し道路を見たら 沢山の実が 落ちて潰されていました。

そして、タイヤが通らない所に やはり、沢山の実が 落ちていました。

友人の T君 は、トチの実だ! と言いましたので、拾う事にしました。

トチの実は、あの 栃の木の実 である。 当たり前か!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%8E%E3%82%AD

この時期は、トチの木の下には トチの実が沢山落ちています。

ただ、この実は 栗と違って 直ぐにはアクが強すぎて このままでは食べられないとの事です。

それにしても、ユニークな実ですね。

 

実の殻を開くと、濃い茶色の実が見えます。

更に殻を開くと、実の全体が濃い茶色の様に見えますが


やや真ん中辺りから 普通の茶色の実となります。


また、この濃い茶の境は、何で、こんな面白い輪郭しているのか不思議です。


私は、初めて見たときに 男の子の坊主頭を連想してしまいました。


何年か前の同じこの時期に、この小滝ヒスイ峡の裏手にある

青海の橋立ヒスイ峡へ 行った時も拾いました。

そして、自宅へ来て植えた事を思い出しました。

あの頃は、デジカメなどが普及されていなかったので、その時の写真がありませんが

翌年に発芽して、植木鉢で2年間程 可愛がって から何本かは 私の山へ植えてあります。



自然の野山でのトチの木は、ブナと同様に大きな幹です。

実の成る木は長老でしょうね。  私より年寄りかもね!?



ただ、直接この実を庭に蒔いて発芽をさせるのは問題がありそうなのです。

理由1−−かなりおおきくなる木

理由2−−沢山実を付けるようになるまでかなり掛かる

理由3−−実を食べられるようにするまでえらい手が掛かる・・・



栃の実を食べ方についてネットで調べると相当複雑な加工が必要になる様です。

ネットより

奥山から収穫した栃の実は天日で干します。(搗栗状態で何年も保存できます。)
たっぷりの熱湯で皮がむきやすい状態になるまで湯をとりかえなからつけて、
皮をむき木炭汁に4晩つけ、あくぬきし流水に8時間以上さらし、
洗ったもち米の上に栃の実をのせ蒸し上げます。
栃もちは白餅と比べ手間がかかるのです。砂糖、きな粉、あんこをつけて食べると、
栃の実の独特な香りが楽しめ一層おいしく食べられます。
中には、「はちみつをつけるとおいしい」との声も聞きますので、是非ご賞味ください。
賞味期限は2〜3日、それ以上は冷凍保存が可能です。


そんな訳で、加工をして食べるなんて事は止めて

いつもの様に、来春の発芽が楽しみなので 黒ポットへ植える事にしました。

そして、2 〜 3年したら また 私の山へ植える予定です。



この様に、拾って来たタネを植える時には

まず、タネの中身があるかを確かめます。

バケツに水を入れて、そこにタネを入れますと 中身がしっかり している物は 沈み ます。

中身がダメの物は、浮いてしまいます。 今回も6個拾って来て1個はダメでした。


次に、適当な大きさの黒ポットに土を6割程度入れて、タネを置きます。


所が、このトチの実は どちらが頭か判らず! 

困ってしまいましたが、まあ適当に置き、土を被せました。


そして、名札を添えます。


実は、この名札がくせ者で今までに ヤマシャクヤクヤマボウシハナミズキのタネを

植えては発芽を楽しんでいますが、名札に細いマジックインクの筆で書いたり

PCでシールを作成して貼ったりしても、発芽する頃は消えてしまい

何を! 何色のモノを植えたか判らなくなってしまいます。


そこで、色々と考えて挑戦して結果!! エンピツの芯 つまりエンピツが一番強かったです。

但し、HBより薄いと見えませんし 濃いと 文字が太くなり あのサイズに入らなく難しいです。


最近、大工さん達が行く様な 金物やで 素晴らしいモノを発見して使い始めました。

TAJIMA の すみつけシャープ (1.3mm/ふつうHB) MODEL SS13-HB で

その建築用すみつけシャープペンシルの特長は、

●削る必要のない1.3mm芯。けがき、指示がはっきり読める濃さ
●芯は文具事務用で定評ある、「ハイポリマー」芯を採用。濃く書けて強度は従来粘土芯の約2倍
●驚異の筆記距離は約3倍(黒・赤共)(市販品通常シャープ芯、鉛筆比)
●水の浸透をガード、「水に強い」で好評のすみつけ鉛筆を継承

と言う 代物です。

そんな高い商品ではありませんでした。 ¥500円以下

これが、素晴らしく具合の良い シャープペンシル でした。

ちょっと、話が外れてしまいましたが

こんな感じで、5ポットを植えました。


また、来年が楽しみになりました。


では、 またネ!