カタクリの球根を植え替えました。

カタクリってなぁ〜に!
http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/89katakuri.htm


6月の17日に白馬村へ行った時に、道の駅にある山野草やで
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080618

カタクリのポット植えを買って来ました。

もちろん、こんな時期ですので こんな感じで 黒ポットに名札だけの状態です。

この黒ポットの中に本当に球根があるの?って感じでした。


そんな季節はずれでしたので、春の頃は¥600円で売っていた様だが

何と! ¥200円と格安でしたので 5鉢も買い込んでしまいました。

そして、山野草やのおじさんが、『 9月になったら植え替えて下さいね! 』って言いました。


どうも、カタクリは夏の暑い期間は、土の中でじっと暑さを我慢している様で

涼しくなった頃に春に向けて、土の中で活発に根を張るらしいのです。


一般にカタクリは、花を咲かせるまでに 何と! 自然界で 6年〜8年も掛かるのです。


このカタクリは、地元の八王子山にも沢山あり、カタクリが行われる程です。

そのブログ記事が下記の様にありますので、ご参考に!

カタクリの観察記録 1
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080225
カタクリの観察記録 2
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080304
カタクリの観察記録 3
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080303
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080306
カタクリの観察記録 4
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080312
カタクリの観察記録 5
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080319
カタクリの観察記録 6
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080326
カタクリの観察記録 7
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080402
カタクリの観察記録 8
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080404
カタクリの観察記録 9
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080412


さて、地元で自然のカタクリの球根を掘り出す事には、何か後ろめたい気がしますので

私は、タネを収集して これを植えています。

花の咲いた後にタネ袋が出来て、完熟して乾くと(茶色)

タネ袋が弾けて、タネが飛び散ります。 

飛び散ってしまえば、判らなくなってしまうので、5月の末頃に収集します。

そして、これがタネです。  このタネの回りにベタベタした液が着いており

どうも、蟻子が喜ぶらしく、飛び散ったタネを巣へ運ぶ様です。 

そして、タネの回りのベタベタした液を吸い取って、巣の外へ履き出します。 

これによって、カタクリと蟻子は共生している様です。



そして、翌年に発芽します。 これが、1年目の状態です。

カタクリって言うより、ネギの子供って感じですね。

左の葉っぱで4年〜5年生です。



さて、本題の 買って来たカタクリの植え替えを紹介しますと

その名札だけの黒ポットを逆さにして見ると、確かに球根はありました。

これで、一安心でした。 この時期は、全く新しい根っこは出ていませんでした。


この球根を潰して、その汁を沈殿させると 純度100%の 片栗粉 になります。


カタクリと言う植物は、毎年 球根を下へ下へと深く潜って行く修正があるので

この様な、特殊な黒ポットを用意します。


底の穴に鉢の欠片を置き、ヤシの実の殻を入れで

赤玉土の大粒を入れて、鹿沼土赤玉土腐葉土と肥料を混ぜた土を6分目程入れて

球根の頭を上に置きながら、混ぜ土を入れます。


そして、新しい名札を作り こんな感じとなりました。


この程度の大きな球根ですと、来年の4月頃には発芽をして

あの、可憐な花が楽しめそうです。  来年の春のブログに紹介をしますね。

丁度、この頃に 地元のカタクリが開催されますので、ここで展示したいと思っています。


では、 またネ!