秋の花芽 2 ヤマボウシ編

第2回目として、「 ヤマボウシ 」 をご紹介します。

( 過去の写真デターを駆使して編集をしています。 )


我が家の家の回りには、ヤマボウシ と ハナミズキ が沢山植えられています。

これらの樹木は、実は 半数が、実生から育て上げた ものです。

今までに、これらの実生苗達はオークションや友人宅へ引き取られています。


これが、その親木の 赤花ヤマボウシ


それに 白花の ミルキーウエィ です。


そして、これは子供です。  1998年に発芽して 2006年に初開花しました。

咲いてみると、何と ご覧の様に 薄く赤色していました。



花が咲いた後の今頃は、来年の花芽 と 赤くなった実 が たくさん成っています。

 

その実から タネを採り 発芽させ 2 〜 3年程 鉢で育てて 家の回りに定植をしものです。


初めて花が咲いた時は、感動的ものでした。 

また、こんな変種の花弁もありました。


そんな、樹木達ですので 剪定で切るのに ちょっと ためらう事もありますが、放任させてしまうと

林か森になってしまうので、これまた適当に剪定を行っています。

今の時期に剪定をしていると、来年の花芽が付き始めたヤマボウシが目立ちますので

ご紹介をしたいと思います。



これが、この時期の ヤマボウシ です。 ↓ が来年の花芽です。

つまり、来年の春に花が咲くか?咲かないか!の判別が出来る樹木です。

もし、花芽があれば 来年の開花が約束されます。



この状態で、秋の紅葉 〜 冬の寒さ 〜 春 まで 待ちます。

そして、花芽だけになり冬期は氷点下になったり、雨の雫で凍ったりしても枯れる事はありません。

ヤマボウシ も ハナミズキ と同様に紅葉します。 こんな様に

 

そして、冬の季節は この様に花芽だけ残ります。


ハナミズキは、花が咲いた後に 葉っぱが出て来ますが

ヤマボウシは 葉っぱが出た後に 花が咲きます。

このヤマボウシの花が咲く頃は、春に咲く樹木の花が散った後で、緑が濃い頃ですので目立ちます。 


更に輪を掛けて花弁が ツン と 高く延びて 存在感を アピール している様に見えます。

 
このヤマボウシの中にも 常緑ヤマボウシ と言う種類もあり

丁度、今頃に花芽を着けます。

 

そして、普通のヤマボウシと一緒の頃に咲きます。

但し、名前の様に 雪が降っても 葉っぱは緑色して元気です。


当然に、紅葉はしません。



以上、  次回は サンシュ を予定しています。

この所、親戚で不幸があり出掛けていましたので ブログの更新が出来ませんでした。 


では、 またネ!