2日に長野県川上村と山梨県の県境にある 金峰山(きんぷさん) へ
いつも、杏を提供してくれる親戚の人と出掛けました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%B3%B0%E5%B1%B1_(%E5%B1%B1%E6%A2%A8%E7%9C%8C%E3%83%BB%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C)
この金峰山へは、2006年の4月29日に一緒に西股沢コースから登りに行きましたが
金峰山小屋付近から上部は吹雪と強風で、アト一歩で登頂が出来ず
断念して下って来ました。
その年の11月に、私は単独で同ルートでの金峰山への登頂を慣行しましたが
親戚の人は、金峰山頂の目の前での断念が悔しくて、「 いつか、連れて行け 」との事でしたので
この、久々の好天気を逃さず、早々に2人で出掛けました。
自宅を6時半に出て、上信越道の坂城ICより 佐久ICまで乗り、ここから清里方面へ
141号線で向かいます。 なにしろ、山梨県境へ向かうので 遠いこと!
川上村の秋山地籍より、金峰山川を遡り西股沢と東股沢の分岐で
今回は、東股沢から荒れた林道を登り上げて、大弛(おおだる)峠を目指しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%BC%9B%E5%B3%A0
この峠の頂上は、標高が2360mもあります。
山梨県側は、県が管理しているので、全面舗装となっていますが
長野県側は、川上村の管理で、林道とは名ばかりのダートで4WDの世界ですので
こちらから、登り上げる登山者はあまり見かけません。
前回は、西股沢の奥にある金峰山山荘脇からの登山道を約3時間半での登頂でしたが
今回は、このダートを行き大弛峠からのアプローチを取りました。
林道から見上げる朝日岳山麓では、ご覧のように紅葉が始まっていました。
約2000m程登った所で、ちょっと開けた場所があり、車を止めて見ましたら
ご覧の様に、山深い所まで来たと言う実感がありました。
そして、アトもう少しで大弛峠と言う場所での治山工事で通行止め!!
結局、この近くで車を止めて ここからの登山となりました。
それでも、大弛峠までは5分程度の場所でしたので助かりました。
林道入口から車で約1時間も掛かる、山奥の峠なのです。
この峠は、ご覧の様に山梨県で整備されており、こんなに沢山の車が駐車していました。
登山客の車のナンバーを見ると、関東地区や静岡、愛媛、などなど
人気のある山なのですね。
ここからは、朝日岳(2579m)、鉄山(2531m)を経て金峰山へ向かいます。
まあ、地図では尾根道を約4km程歩く様ですが。。
こんな感じの 富士山 を左に望みながら、アップ ダウンの登山道を進みます。
また、2000mを越える山なので、登山道には 霜柱 もありました。
約1時間程、歩きましたら林の間から目的の 金峰山 の見えて来ました。
そして朝日岳山頂直下の展望台と称する岩場で、金峰山全貌を望む
この金峰山のシンボルが、 五丈岩(五像石) と言う巨大な花崗岩の 積み石 です。
この辺りの登山道は、両側にシャクナゲが見られます。 花の咲く頃は綺麗でしょうね。
金峰山直下の賽の河原と称するハイマツ帯を登り上げると
向こう側の景色が 遠くに八ヶ岳連峰が
手前の岩山は 瑞牆山(みずかきやま) です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1
ここからは、こんな感じの登山道で遮る物もなく、右が長野県側 左が山梨県側となります。
振り返ると、縦走して来た 朝日岳 が 中央の △ 山 人間って、結構歩けるんですね。
食後に、五丈岩の近くへ行って見ると これ又 大きい! 岩 を実感します。
金峰山信仰のご神体でもあります。
こんな 怖い岩 の トンネルを くぐり抜けます。 これも登山道ですよ!
また、岩 岩だらけの場所にも シャクナゲ が育っています。
帰りは、来た道を戻るのですが 下りだけで無く 登りも多々あり もう、イヤって感じ!!
でも、歩かないと 帰れないし。。。
午後2時頃になると、富士山方向にも 雲が沸き始めていました。
帰り道で見た 金峰山のシルエット
往復約8kmの工程でした。 足の裏が痛いし、大腿骨の筋肉も!!
帰りの林道から見えた岩山 面白いと言うが、何とも不思議な、素晴らしい岩ですね。
そして、佐久で晩飯を食べて、高速に乗って舞い戻って来ました。
こんなに、南の方面で 紅葉が始まっているとは思いませんでした。
来週頃から、本格的に紅葉を見に行きたいと思っています。
では、 またネ!