久々に里山へ  五里が峰へ

昨日(24日)は、

親友のT君と親戚の2人、計4人で 当地の前山 五里が峰(1094m)へ登りに行きました。
http://www8.shinmai.co.jp/yama/guide/00092.html


その前に、いつもの様に 愛犬モコと早朝散歩へ


今日も青空の好天気でしたので、遠くに 戸隠連峰の 高妻山が良く見えました。


親戚の あんず畑では もう少しで開花となります。

これが、あの 信州大実 です。


そして、 これが 生食で一番人気の ハーコット です。


また、自宅の ジャムに最高の 早生種 平和です。

 

それに、在来種


も もうじき咲くでしょう。 ただ、心配なのは 明日から 冷たい低気圧が来るので

霜(しも)が心配です。 咲かないで欲しいです。 つぼみの時に霜が来ても大丈夫なのですが

一旦、開花してしまうと 一発で 花は枯れてしまい 全く 実が着きません。



私の家に、9時に親戚の人達が集合して、711で昼食と水分を買い求め

T君宅へ向かいます。  T君宅へ車を置き 登山口となる 磯部部落へ歩いて行きます。


今日の荷物は、往年のMFカメラ(0.5k)、300mmレンズ(1k)水2L(2k)それに何だかんだで(1k)と

まあ、5kg程でしょうか!? それにしても、肩に ぐさっと来る。


この 磯部( いそべ )は その昔の 北国街道 磯部宿 となり 今は、その面影が薄れています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%9B%BD%E8%A1%97%E9%81%93_(%E4%BF%A1%E8%B6%8A)


その磯部から 左に折れて 麓へ向かいます。


昔は( 昭和30年代 )、この近辺には この様に住宅はありませんでしたが

昨今では、上へ上へと住宅が移行しています。


この登山道は、葛尾( かつらお )城まで この様に 地元で整備されております。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E5%B0%BE%E5%9F%8E


葛尾城は、千曲川の上にあり 上田方面及び川中島手前の屋代地区まで見渡せるので

戦国時代には、重要な出城でした。


少し登って行くと、湿った日影斜面となるので カタクリ や 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%AA


アズマイチゲ などの山野草を見ることが出来ます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BA%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B2

朝は寒いので蕾の状態です。


ここから、尾根までは雑木林の中となり 落ち葉があり また、傾斜もあり

登りとしては、ちょっと苦労な道となります。


約1時間弱で 史跡 陰の松 と言う場所に着きます。 


ここも整備されており、休憩場所としてはバッチリです。

向かい山として、冠着山(かむりきやま)が見えます。


ここから、更に登り上げると 葛尾城への道 と 五里が峰への道の分岐となります。


ここまで来ると、反対側の 坂城町方面が見渡せます。


葛尾城へは、右に下る様になりますので、今回は行くのを止めて 左の五里が峰へ向かいました。

ここからが、今回の一番の キツイ尾根登りとなります。

この途中で、若い男女4人パティーが下って来ました。 聞くと、長野市から来たとの事です。


約40分の登り坂を ハーハー!言って登ると 五里が峰への分岐となります。


ここまで来れば、もう5分程度で 頂上です。


頂上が見えて来ました。 後、少し  しかし、足が重い!!


到着!! 11時30分に登頂となりました。


こんな青空の天気でしたので、展望は最高でした。


この五里が峰頂上は、北方向 と 西方向が バッチリ見えますが

南、東方向が、雑木林等が邪魔をして 根子岳四阿山浅間山蓼科山がイマイチ良く見えませんが


南西を見ると( 向かって左方向 ) 海抜1330mの大林山が目の前に


西を見ると( 正面 ) あの 冠着( かむりき )山 1252m が その後には、北アルプス


北西を見ると( やや右 ) 

中央の小さな ↓ が自宅でしょうか


更に右を見ると、川中島方向が


北を見ると( 右 ) 左から 戸隠連峰高妻山(2353m)、新潟県の活火山 焼山(2400m)

そして、真っ白な 火打山(2461m)、飯縄山(1917m) 後に北アルプスが一望出来ます。


景色を楽しんだら、昼食の用意を その時に、誰かが 「 WBCは? 」と発言!

丁度、T君と私が 山岳用のラジオを持っていたので 試合中継を聞きながらの食事となりました。

まあ、天気も良く 風も無く 最高の日よりでした。 後、下るだけです。時間はタップリと!


昼食後は、頂上で寝ころがったり 周辺の散策をしたり

こんなブナの木もありました。


結局、 WBCの試合が終わるまで 頂上に居る事になりましたが

午後の2時頃になっても終わらず、何と試合が延長戦となってしまい 下山時刻になったので

下りながらの WBC中継を聞く事となりました。
 

ところが、何と! 延長戦のクライマックスで 地元のラジオ局の中継時間が終わってしまい?! 

違う番組となってしまいました。 残念!!  一旦、聞くのを止めて、下りに専念となるが

ラジオ局へクレームが言ったのか、また 中継が始まりましたので

ラジオのVRを上げながら( 聞きながら )の下りとなりました。


その下り途中で、先頭にいた T君の足が止まる!!  「 熊 」! と思ったら カモシカ


こちらを見ているでは、ありませんか!  冬毛から夏毛になり やはり黒い色の毛で

間違えますね!  カモシカは、人間を見ても 距離を置きながら じっと此方を見て動かないのです。

そして、安全な距離を保ちながら 人間の行動を見ています。


結局、WBCの優勝を確認してからは 皆の足が早々の下りスピードへ変化!


そんな中、下り道の脇には アズマイチゲが咲いていました。


また、たぶん トリカブトと 思われる葉っぱもありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%96%E3%83%88


それから、頂上から少し下った所に 春蘭( シュンラン )を多く見かけましたが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3


標高が高いのでしょうか( 気温が低いので )蕾でした。



まあ、ゆっくり下って( 40分程 )、商売池( しょうばいけ )まで来ました。


ここは、その昔は 小さな池があり 縄文人達が 物物交換をしたと言われている場所で

土器が発掘されたと聞いていますが

昨今では、イノシシが この山に多くおり ご覧の様に ほじくり返してあり


池はありません。 ここで、一休みとしました。



そして、下り始めると 黄色の細かな花が沢山咲いていました。


ダンコウバイ と言う 花木です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A4


そして、半分ほど下った所に 地肌の石畳がある場所へ来ましたら

松林の斜面に シュンランが 花を咲かせていました。

やはり、ここまで下ると 日中の温度が上がるのか 丁度 開花の時期でした。


通常の下り時間は 1時間半程度でしたが まあ、ゆっくりと野球観戦や山野草チェックなどを

楽しんで来ましたので、2時間程掛かって 福井部落へ 下りました。


集落から見上げる 五里が峰 です。



この時期( 早春 )は、頂上付近 と 下界近くでは 気温差があり

山野草等の 蕾期 や 開花期 が 楽しめまして 面白いです。

ただ、今回は 少し早かった様に思います。 頂上付近では、未だ芽吹きした草がなかったのです。

それにしても、足が痛い! 普段の運動不足が祟る。


帰宅後、親戚の人と3人で 地元の上山田温泉( 亀の湯 )へ行き 山行の疲れを癒しました。
http://homepage2.nifty.com/and-/onsen/onsendiary/toushin/kamenoyu2.html


今回の里山山行で、多少のメタボは解消されたかな?!


では、またネ!!