親戚のサクランボ農家へ出向く 改訂1

先月の末にブログで サクランボのモニターを募集しましたが
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090530

早々に、沢山の方からお問い合わせがありましたが

何しろ、サクランボは 私は全く知らない世界でしたので様子を見に

きょう、その親戚の家へ行って来ました。



サクランボって、流石に 市場では高価な果物と言う事が判りました。

( 出荷ベースでkg当たり数千円も!! )

と、言うのは 今頃の季節になると 当然に、樹上完熟 します。


所が、これを狙っている野鳥が多いのです。

網を掛けたり、花火で脅かしたり

果て 又、サクランボの木々に スピーカを付けて 鳥の鳴き声を流したり

また、雨に弱く 降雨があると 実が割れてしまい 売り物にならない様です。

これ又、大変な代物でした。



サクランボは、やはり水捌けの良い場所の方が、甘みがあるらしく

山地の傾斜地に植えてありました。

また、収穫が大変なのです。 一個一個、手で摘み取ります。


枝ツルを残して採る様です。

この1箱が6kgだそうです。



 

実を引っ張って、枝ツルの無い物は商品価値がゼロで、廃棄の様です。

その収穫を見ていたら、もう 大変でした。


と、言うのは サクランボが木に付いている場所には、来年の花芽がある様で

私の様な、ど素人が引っ張ると その花芽の所も 取れてしまうのです。

なので、まあ、熟練した人でないと 難しい果物でした。


そして、収穫したら 今度は、あのパックや箱入れです。

まあ、この親戚では やり切れないので コンテナ出荷のみでした。

仲買人の所で、パックに入れて 市場へ出荷しているとの事でした。



昨今では、定年後にサクランボを手がける人もあり、軽量鉄骨でハウスを作り

完全に外とシャットアウトして、ハウス内にミツバチを置き、受粉させたり

温度を掛けたりしている農家があります。

一粒、数十円はするのではないでしょうかね?!


私も、軽い気持ちで 考えていましたが

とても、とても 手に負えない代物でした。


それにしても、サクランボって 綺麗なものですね!!


ただ、こんなハネ出し サクランボがあるのですね。


つまり、出荷ができない代物です。

家へ持って行け! と 頂いて来ました。

こんな物でも、サクランボはサクランボです。


そんな訳で、多々のお問い合わせがありましたが、頒布を断念する事にしました。

ブログを見て頂いている方に期待をさせてしまい、申し訳ありませんでした。



只今、2009年度 『 杏の頒布予約 』 を 受付しております。

ご購入をご希望の方は、下記のブログサイトを読んでメールを下さいね。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090515

今週の末頃 で 予約を 終了します。
終了後は、実際に収穫して余裕がありましたら

このブログ誌上やヤフーのオークションサイトで募集をする予定です。

尚、新月種、信山丸種、ハーコットは 定量に達しましたので、ご予約は出来ません。

もちろん、ブログにて その情報を載せる予定です。


現在、ご予約を頂いた方のメールを再チェックしたり

用途別集計、送り状の記入や予約台帳との付け合わせに没頭しております。

まあ、なかなか捗らず、苦しめられています。


では、またネ!