秋の風物詩 1  改訂 1

ヤマボウシ


我が家には、ヤマボウシ( 山坊師 )と言う面白い名の花木があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%B7

確か、初めて購入して来た木は 5本で¥1.000円だったかな?

但し、枝と 言うか 幹が 爪楊枝を1回り大きくした 貧弱なものだったと思う。



それを植えたが、数年経っても 花が咲く所か なかなか、大きくならない。


それから、園芸雑誌で見て( Sのタネ )購入を決意して

紅富士( 赤花 ) と


ミルキーウェイ( 白花) と言う


園芸ブランドヤマボウシの苗木を購入し植えました。 

これは、当然に 園芸用だったので 高価だったし、2年もすると咲き始めました。 


ある時に( 確か、春だったか! )、敷地内にある電柱の下で、何かが発芽をしていた

その若木を見つけ 何だろうか? と思ったが 

当初は雑木で大きくなると 困るので 引っこ抜いていました。



その頃に 花木の文献を読み始めたら このヤマボウシの賢明な

子孫繁栄の記事が載っていました。 勿論、興味を示しました。


ヤマボウシは、今頃になると 赤い実を付けます。


そして、この実が熟す頃に 野鳥達が食べに来ます。

そして、糞と一緒にタネが撒き散らされます。


不思議に、この赤い実の中にある小さなタネは、

実が木から落ちて、地面に叩き落とされても そのままですと 芽が出ない様です。

と、言うのは 果肉に発芽を抑制する物質があるらしいのです。

その果肉は、薄甘く 人間も食べられる代物ですが

あまり、食べない様です。 実を焼酎漬けする人はいる様ですがね。


まあ、そんな訳で 私も興味を持ち

今頃のシーズンになると ヤマボウシの木へ行き

出来るだけ大きめの赤い実を頂いて来て、果肉からタネを分離して


黒ポットへ植えては、翌年に発芽をさせています。


そんな、発芽させたヤマボウシを 宅の回りに 植えまして

その開花を見ましました時は、大感激でした。


でも、タネから発芽して 5年以上経たないと花は咲きません。

気の遠くなる 花木 なのです。


でも、一旦咲き始めると 毎年 素晴らしい花を沢山咲かせます。


そして、今頃になると 赤い不思議な実を付け 野鳥達を誘います。


この樹木は、大人になると5m以上になりますが

人間が大きさをコントロール(剪定)して下さいね。


今までに、友達の新築祝い等で 何十本も

また、オークションでも出品をした事があります。 発送登録 70数本もね。


我が家での発芽した若木の葉を見ますと 3系 あります。 

1. 親の 紅富士 の遺伝子を持ったもの 

→ 葉がやや、シワを持っている。白色の花ですが 時々、花びらに薄赤が混じる


2. ミルキーウェイ の遺伝子を持ったもの

→ 葉がストレートに近く 白花ですが、最初はクリーム色で 真っ白に変わる


3. 山々にある原種に近い 遺伝子を持ったもの

→ 葉が小さい 花も小さい でも 可憐な真っ白の花を咲かせます。


ヤマボウシは、赤花のタネを植えても ほとんどが白花しか出ません。

ですので、一般に販売している

赤花の木は、ほとんどが 接ぎ木 か 挿し木 となります。



私も こんな 変種のヤマボウシを挿し木して育てています。


また、花が咲いた枝を挿し木すると こんなに小さくても 花を咲かせる事が可能です。

たぶん、売っているヤマボウシは この手かもね?!


また、ヤマボウシは 前年度の秋に(今頃に)来年の花芽を形成します。

ですので、来年に咲くか? どの位 花を付けるか判ります。


あの、ハナミズキも同じですよ

( 白い来年の花芽と赤い粒は今年のタネです。 )



そんな、私が育てた ヤマボウシ若木を欲しい方には お分けをしますよ!


私の若木は、根っこが違います。 市販の様な小さい根ではありません。


お申し付け下さいね。( ブログのプロヒィール写真をクリックして )

但し、色指定は出来ません! 判りませんのでね。


昨今は、ハナミズキが人気でしたが ここへ来て、ヤマボウシの人気が

復活して来ました。


送料が結構なお値段をしますので 若木で輸送をすれば お得でしょう。

但し、数年は待ちますがね!!


追記: ヤマボウシのタネ(タネ袋)をメール便でお分けをしますよ。

    ガラスのお椀、小鉢に水を吸わせた綿等で発芽させて

    室内で、小さな若芽を育てるのも面白いと思います。

    大きくならない様に、ミニ剪定をしてね!!



 


またネ!