千曲市の植物観察会に参加

秋、真っ盛りの晴れた今日は 

千曲市レッドデータブック 大池周辺の植物 観察会に

友人の T君と共に参加をしました。


市の環境課主催で、午前9時に大池市民の森駐車場へ集合しました。

講師に 中山先生をお迎えして 総勢十数名での観察会でした。



私は、今まで 植物なんて、あまり興味がなかったのですが

10年程前に T君から 山野草の世界に招かれてから

現在、ある山野草にドップリと浸かってしまった。

それは、ヤマシャクヤクです。

 
現在では、タネからの飼育鉢が数百もあり

毎年、飽きもせずに タネを植えています。


そんなヤマシャクヤクは、当初 山野草やさんから買い求めていましたが

実は、この近くの里山にもある と言う情報を聞きつけて

最近は、近所の里山に 春、初夏 と 探し歩く様になりました。


当然に里山を歩いていれば、四季に応じて 色々な草達を見ますが

私から見れば 皆、草(植物)なのですが。。。。


 
環境課の担当 Yさんから ここ数年間のレッドデータブック調査で

千曲市内には、約1300種もの植物が存在していると聞かされ

えぇ!って感じで 驚きました。


この様な、観察会は 年に数回 市内の各里山で行われていまして

私も都合を付けて、時々参加をしております。



大池キャンプ場から、池周辺の林道を歩き 大池弁天清水 

までのコースを観察しました。


やはり、植物専門の先生ですので 数歩歩くと これは! となるので

片道約1km程度の所を 3時間も掛けての移動となりました。


また、先生から 今の時期は、全ての植物が見れる季節との事でした。

私から見ると 枯れている 又は 枯れ始めている時期と思っていましたが?

来春に花を咲かせる植物は、いまから用意をしているし

夏に咲いた花がタネを付けているとの事でした。



まあ、色々な植物があるので 名前も、聞いた事のある物や

始めての名前も多々ありました。


そんな、印象に残った植物を紹介しますね。


発芽して1年目、成長して2年目、花を咲かせて3年目、

そして、もう一回咲かせて枯れる植物があるとの事でした。

( 名前は忘れたがね!! )



また、発芽した時の葉っぱと 

( 左のシダの様な葉 )

大きく伸びた時の葉っぱが、全く違う植物 = ゼンマイ でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%A4

そう、あの 乾かして食べる ゼンマイ ですよ。



また、赤い実をつけた ツルリンドウが印象深かったです。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/gentianaceae/tsururindou/tsururindou.htm



丁度、花が咲いていた 薬草のセンブリを 見かけました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AA

皆で、その葉っぱを噛んでみた。 やはり、苦かった。



面白い名前の草  アキノウナギツカミ  
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/polygonaceae/akinounagitsukami/akinounagitsukami.htm

この草を使って、ウナギをつかむと 茎にあるトゲで ヌルヌルのウナギが

捕まえる事が出来る!?との事でした。
( 写真、なし )


偶然にジネンジョ( 自然薯 )と言う、ヤマノイモつるを発見しました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%A2

枝には、ムカゴがありましたので、2個ほど採って来ました。

植えて見ます。




そして、最後に 弁天清水 と言う 水が沸き出している所へ


ここは、昔から 清らかな水が沸き出しており

 

地元では、今でも 秋にお祭りをしている と 長老は話してくれました。

この水が、溜まりに溜まって 大池の湖を作っているらしい?!

私は、この水を ペットボトルに 汲んで来ました。 

夕方に 自宅でコヒーを呑みましたが 柔らかい水でした。



そんな、観察会でした。



ここの所、天気が続いているので

ヤマシャクヤクの飼育 手入れを 藪蚊に刺されながら

頑張っています。



では、またネ!