またまた、紅花ヤマシャクの植付を

やっぱり、予報の通り 天気が崩れて来た。

朝から、ボャっとした天気で 生温かい風が吹いていた。


そんな中、先日 オークションで落札した紅花ヤマシャクの苗が届いた。

その苗は、オークション説明では あの四国でも名峰と呼ばれている

石鎚山(いしづちさん)の山麓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E9%8E%9A%E5%B1%B1

発見された紅花系ヤマシャクと聞いて落札しました。


もちろん、私は石鎚山へは行った事もないし見た事もない。

機会があれば、登って見たいと思う。



その紅花ヤマシャクは、愛媛県レッドデータブック

絶滅危惧 B類(EN)として登録されています。

たぶん、現時点での現地採取は非常に難しいと思われるので

まあ、その昔に採取された子孫の苗と思われます。



一般に、ヤマシャク( 正式にはヤマシャクヤクは、白花が普通なのですが

まれに、自然界では 紅花が存在しています。

植物図鑑等では、白花と紅花は別種と言われていますが

一般には、ヤマシャクの仲間となります。


紅花ヤマシャクは、一般にタネを植えて2年目以降の発芽となり

まあ、発芽から開花まで順調に行っても4、5年も掛かるので

一般には、開花が見込める根っこ苗を買い求めている様です。



実は、一昨年に 私としては、目一杯のタネを仕込んであるので

今年の発芽が楽しみなのですが、さて幾つの発芽があるか?

楽しみにしています。 



さて、そんな紅花ヤマシャクを曇り空の中

私なりに鉢植えしましたので、ご紹介しますね。


私は、植える根っこの大きさに応じて、駄鉢を用意します。

つまり、根っこを曲げる様なストレスを与えない様にね。


今回、用意した土は、硬質鹿沼土、小粒赤玉土、細粒赤玉土


それに、私の所属している みどりのサポート隊が作った

使用済みの割り箸で作った炭 」を混ぜた土を使用しました。


私は、これらの土を混ぜるのに セメント舟箱を使います。

これは便利ですのでお薦めします。

かき混ぜた土に少し水を掛けて 更に混ぜます。


乾いた土ですと、根っこ苗を植えた時に根の水分を吸収してしまい

根っこが弱まってしまいます。


今回は6号駄鉢を使いました。 底穴に植木鉢の欠片を置きます。

そこへ、大小の軽石を入れます。

そして、ここに割り箸炭を入れます。


その効能は、 湿気を持たす、虫の進入を防ぐ、養分の吸収と勝手に考えています。


そこへ、先程作った混ぜ土を入れて  


腐葉土を少々 この時に、私は 固形肥料を2〜3粒置きます。


そして、先程の混ぜ土を入れて 植えるヤマシャク苗を置きます。


この時に、鉢の背に対してヤマシャクの芽が同等になる様に

混ぜ土を加減します。


もちろん、この時に ヤマシャクの苗の根っこの向き等に注意の事

そして、苗に充分混ぜ土が渡る様に入れます。

芽が少しだけ 頭が出ている様にして平にします。


後は、名札を

それから、少しずつ水を与えます。 


この時に、必ず 鉢の下から水が出るか確認をします。

これで完成となります。


今の時期は、出来るだけ土面に置いて下さい。


まあ、今年は花を期待しないで 根っこを育てます。

もし、花芽を付けたら ちょっと、勿体ないが摘み取ってしまいます。

花達は、花を咲かせるのに相当なエネルギーを使います。

しかも、咲いた後にタネ袋も形成させるので大変なのですよ。

果たして、来年にどんな花を咲かすのか楽しみとなりました。

どうも こんな花らしいです。


予定通り、夕方より雨降りとなりました。


では、またネ!!