梅雨の晴れ間に

いつもの様に 愛犬モコ稚と早朝散歩へ

田んぼに、水が入り 苗が用意してあった。

19日に、田植えとの事です。


相変わらず、 杏ちゃんは 未だ、真っ青です。 

今年は、大幅に遅れた完熟の様です。


去年の16日は、あの悪夢の ヒョウが降ったのです。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090616
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090617
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そして、 20日(去年の)頃から 農家では収穫が始まっていたのである。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090620
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そして、早生の平和種を 昨年度 初めての収穫をしていました。


例年ですと、来週あたりから収穫となるのだが

果たして、今年は いつ頃から 開始されるのかな?! 楽しみです。



天気予報では、午前中は曇り 午後から雨と言っていたので

友人のT君と一緒に、新潟県笹ヶ峰

今回の目的は、乙見湖上流にある杉野沢橋から、真川を登り詰めて

焼山への登山道を確認する為に出掛けました。


焼山とは、妙高山の隣りにある 火打山より西側にある活火山です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%84%BC%E5%B1%B1
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最近になって、この山の登山も解禁になったのですが

何しろ、新潟県の山奥にあり 直登する登山道は、

こちら側の笹ヶ峰側 と 糸魚川市早川から笹倉温泉からしかありません。


残りは、火打山から尾根を縦走するか 隣りの金山から尾根を縦走しか

ありません。 但し、両方共 ネマガリダケのジャングルを通過する様です。

T君と一度は、 この焼山に登りたいと言う 一心で この時期に向かいましたが


自宅を7時半に出て、711で昼食等を買い込んで いざ、高速へ飛び乗る。

信濃町ICで降りて、黒姫山麓を抜けて 妙高高原 杉野沢へ

ここから、曲がりくねった舗装道路を登り詰めると


笹ヶ峰高原となります。

この笹ヶ峰には、牧場があり 牛が放牧していました。


行く手に 天狗原山(左)(2197m) と 金山(右)(2245m)が見えた。


実は、この両山へは 2008年に登っていましたので 懐かしく感じました。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080810
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そして、この写真の右 お椀の様な山が 焼山です。

いずれも、未だ 雪が残っていますね。


しばらく走ると、火打山への登山口兼駐車場へ着く。

登山者なのか? 山菜採りなのか? 数台の車が


そして、舗装が消えて ダートへ


しかも、こんな穴ボコと言うか 水たまりを抜けます。


そして、目指した 杉野沢橋が見えて来た。


ここから、上流を眺めると あの 天狗原山 と 金山


道路脇に車を止めて いよいよ、準備を始めて 歩き始める。

やはり、この時期 山菜採りの車が数台 止まっていました。


道端には、ニリンソウ
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また、サンカヨウが咲いていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A8%E3%82%A6
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真川沿いを歩く


素晴らしい、ニリンソウの群生地を通過


大きな葉のツクバネソウが咲いていました。

花がユニークでした。 雌花が黒いし 雄花が尖っていて

これは、開花寸前の花です。


花芽がぶる下がった アマドコロ です。 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%AD
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そして、湿地帯には ミズバショウ

もう、咲いた後なので 葉っぱが オバケ状態でした。


真っ黄色の花が特長な リュウキンカが湿った所に咲いていました。
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この様に、少し登っただけなのですが 沢山の山野草達がありました。

そして、上へ登るほど 春が遅いので これから咲く花が見られます。


サンカヨ が 芽吹き、

花芽が なかなか、良い季節に来た事に喜びを感じました。


そして、斜面を見ると 何と! シラネアオイ が咲いているではありませんか!!


この斜面は、ちょっとキツイが 見たいっての一心で登ると


丁度、いい時に 見る事が出来た。


自然界で見るシラネアオイは、やっぱり素晴らしいですね。


車から、約30分ほど来たら 何と 道が! どうも、ここを下るらしい


どうも、登山道が川岸にあり えぐられて しまった様だ


ヤバそうな道でしたので、リュックを下ろして 身軽での偵察を


どう見ても 川に入らないと進めない様だ!!


行きに、登山靴を濡らしてまで進む程の所でないので

一旦、戻り ここを迂回する為に、

この斜面を登り上げて下る道を探す事に

登って見たが、今度は、下る斜面の傾斜がキツすぎるので退却をする。


結局、今の時期は 雪解けの水が多いので やはり、少なくなった頃に

もう一度、チャレンジする事にしました。

退却も、登山の一つのルールなのです。


元、来た道を 車まで戻る。 来るときは判らなかったが

大きな エンレイソウが 咲いていました。

この花も 面白い顔つきですね。 雌花にアブラムシが


それから、林道を 小谷温泉方面へ抜ける 乙見峠へ向かいました。


途中で、林の中から 少しだけ 火打山が見えました。


また、焼山も  


沿道には、こんな素晴らしい ヤシオツツジが咲いていました。


( この仲間に、アカヤシオとムラサキヤシオがあるが、これは何か? )


頂上のトンネルまで、約100m程の所で 残雪の為 行かれないのだ!!


ここへ 車を止めて 散策探検に向かうとする。

振り返ると、 妙高山の外輪山 三田原山が 右下に乙見湖が


この残雪は、20mほどで その先には 雪は無かったのだ!


そして、あの戸隠連峰の最高峰 高妻山の後にある 乙妻山が見えた。


更に林道を


右手斜面には、素晴らしいブナの木が残っていた。


また、林道脇に何か白い物が咲いていた。


近寄って見ると タムシバだった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%90


この花木は、コブシと似ているが コブシの様に木が大きくない。


それでも、花は 真っ白で 目を引きます。


冬皮から花びらが顔を出す頃は可愛いです。



また、道路脇の水辺には 何と! カエルの卵が何万も?

こんな所に 卵が育つのか? オタマジャクシになるまで水はあるのかな?


やっと、トンネルが見えて来た。


約30m程度で 照明なんてありません。 向こう側は、小谷です。


反対側にも、残雪が


正面に 大渚山が見えた。 ここへも 確か、2008年に登っている。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20081018


その奥には、北端の北アルプス雪倉山朝日岳面が見えた。


車へ戻りながら、斜面で山ウド採りを

そして、早々に 昼食とする。

食べ終わると タイミングよく パラパラと雨が降って来た。

ラッキー! 予報通りに降って来たのだ!!


また、笹ヶ峰へ下り始めたら 火打山が見えた。 右の △ 


そして、小雨の中を高速で舞い戻って来た。


これが、今日の収穫品  ヤマウド である。

この天ぷらは最高です。 また、一杯を。。。


当初の目的は達成出来なかったが、この時期に素晴らしい山野草達を

見る事が出来て満足でした。



今年の あんず の予約は、 現在 一旦 中止をしています。

後は、収穫中に募集をする予定ですので、欲しい方は メールを下さいね。

今年も沢山の皆様より、多くのご予約を賜り有り難うございます。

現在、予約、入金の確認を そして宛名書きに励んでおります。

皆さん、早々のご送金を頂きまして有り難うございます。

未だの方は お早めの ご送金をお願い申し上げますね。

何しろ、一旦 収穫が始まりますと 混乱しますのでお願いしますね。

これを励みに、頑張りますね。

収穫までの間に、気象異常がない事を祈っていて下さいね。


今年は、どうも 一週間以上も遅れている様に思えます。

予報ですと 今月一杯は 梅雨の真っ盛りの様です。

梅雨の晴れ間に、収穫が始まるかと思います。

早くの梅雨明けを望みますね。


またネ!