今年も咲いた サルスベリの花が と 杏のお便り

この所、当地では朝から青空が顔を出して

今日も、「 暑くなるぞ! 」 とばかりに日射しが強いです。


愛犬のモコ稚は、涼しそうな柿の木の下か? 車の下で寝ています。

それでも、やはり 毛皮を着ているので 真っ昼間は辛そうだ!!

昨日は、水浴びをさせてやった。


いま、午前10時を過ぎた 

もう、庭の寒暖計は 35度に達していた。

そして、午後になると 

その反射が居間へも届き この部屋が30度越えてしまうのである。



そんな、過酷な時ほど 色濃く咲く花木が サルスベリ と言う樹木です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%99%E3%83%AA


確かに、咲いている姿を見ていると癒されますが

この樹木は、これまた大変な花木なのです。


当家にあるサルスベリは、推定樹齢200年以上の古木なのですが

まだまだ、元気なのですよ!

春になると、幹の至る所より芽吹きが始まります。

これを放っておくと、ジャングルになってしまい 風通しが悪くなり

アブラムシのマンションとなってしまいます。

挙げ句の果てに、その糞で 葉っぱが黒ずみ 細菌が繁殖してしまい

光合成が出来なくなって枯れてしまいます。

つまり、春から夏に掛けて 芽掻きを必要とする厄介な花木です。

芽掻き前 1

芽掻き後 1


芽掻き前 2

芽掻き後 2


今年は、連休の前に1回 と5月末頃、7月中旬に行った。

若芽のうちは、手で触ればむしり取れますが、ちょっと放って於くと

もう、ハサミを使わなくてはならず、大変です。

3回目は、あの杏戦争の真っ最中だったので 

結局、ハサミを使う程 伸びてしまいました。


つい、先週辺りから 蕾が見かける様になり

ここへ来て、咲き始めました。

近づいて( 写真の画面で )見ると、ピンクは花びらの様ですね。

中に黄色しているオシベらしきものがありますね。


これから、8月の旧盆明けまで咲きます。

この花木は、別名 百日紅 と呼ばれている様に 

順次、花を咲かせるのです。

花を咲かせている時でも、あの憎きアブラムシは狙っていますので

定期的な消毒が必要な花木なのです。


そして、晩秋の頃には、葉っぱが落ちて 枝骨 になります。

そしたら、この枝を全て剪定ハサミで切り取ってしまいます。

翌年に、また その場所から 芽を沢山出して来ます。

そこから、サルスベリとの戦い が始まるのです。

でも、暑い夕方には 癒される花木ですよね。



杏のお便りが来ておりますのでご紹介をしますね。



大阪府堺市の K さんより


いつもお世話になっております。
今年もすでに大半は美味しくいただきました。

●3年ほど前に思いつきで、杏の「種」だけを瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぎ寝かせ
たものを飲んでみました・・・いい香りで好評でした。家では砂糖無しです。

自然あいてで素敵!と気苦労!が大変とは思いますが、お体大切になさって下さい。

それから、来年も宜しくお願い致します。




東京都八王子市の Y さんより


ご無沙汰しております、杏を送って頂いた八王子の Y です。
帰省の為お返事が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。

「 杏戦争 」、お疲れ様でした!おかげさまで、今年も素晴らしい
杏を頂くことが出来ました。
シロップ用の昭和と信王丸(信山丸)は 杏酒 と ジャム に、
生食用のハーコットは そのまま と コンポート にして
楽しませて頂きました。素晴らしい杏をありがとうございます。 

ハーコットの箱の蓋を開けた時、新聞の下から、みずみずしい緑の葉っぱが
ついたままの杏が見え、思わず驚嘆の声をあげてしまいました。
夕焼けのような赤に、綺麗な青葉のコントラストが大変美しかったです。

さっそく柔らかいコンポートを作り、かき氷に仕立ててみました。

ふわっと 広がる芳醇な杏の香気、ふくよかな甘みと、その後に来るキュッ!とした
鮮烈な酸味が、とても体に良さそうで、よりいっそう涼やかな心地になれました。

杏のかき氷はお勧めです。
ここに、アイスクリームを乗せても美味しいと思います。
次は桃とバニラアイスにたっぷり杏コンポートをかけた自家製フラッペに挑戦する予定です。
是非、お試しになってください^^

ゆっくり休まれて、お疲れを癒してください。
ご親戚の方々にも、「 素晴らしい杏をありがとうございました! 」とお伝えくださいませ。




またネ!