プルーン情報 4   プルーンは今

もうじき、旧盆だね。

つい、先週の頭までは 夜中まで暑くて寝苦しかったが

この所は、涼しくて( 寒暖計は、15度を ) 誠に具合がいいですね。

ヘタをしてヘソを出して寝たものなら、夏風邪を引いてしまいます。



愛犬のモコ稚も、この所の涼しさで どうも、朝起きしているらしい。

私が起きると、音を察したのか 叫びが始まるのである。

散歩が待ちきれない様である。



今日も、朝から 清々しい 青空 と 雲が

そして、風も 清々しい( 気持ちが良い )ある。



散歩中に、農家のプルーン畑で 霧の様な消毒をしていた。

これは、一般に SS(スピードスブレヤー)と言って、自走の消毒車で 
遠心分離器の様にして
 某社のサイト http://www.shoshin-ss.co.jp/website_n/showroom/index.html

消毒液を撒き散らす車です。

音も凄いが、その力も凄いのである。 

何しろ、虹が出来るくらい猛烈に噴霧が出来るのですよ!

まあ、大きな果樹園なら こんな方法となるでしょうね。



庭の片隅で 面白い花 ヒガンバナが 咲き始めました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A

何が、面白いかと言うと、春からは、巾3cm 長さ60cm程度の

長い葉っぱに被われるが、初夏になると枯れてしまい

代わりに、花芽だけ伸びて来て 花が放射状に咲きます。

そして、秋には枯れてしまい、どこにあるのがって感じの花です。

花の種類は、色々とある様です。

自然界では、 キツネノカミソリ なんて不思議な物もあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%8D%E3%83%8E%E3%82%AB%E3%83%9F%E3%82%BD%E3%83%AA




さて、杏ちゃんと同様に 春の寒暖の差の激しかった頃に咲いた

プルーンちゃんも、いよいよの季節となりました。

そんな 今日この頃の プルーンを撮って来ました。



まず、 当家の 小粒のプルーン( ジャム用 )

大夫、色付き始めてはいますが まだ、堅いのである。

それにしても、今年は虫食いが多く 落下している物が多い。



これが、プルーンでは大粒の バンバーク と言う ちょっと横長のものです。

まだまだ、色付き始めていませんね。

そして、この位になると収穫をします。(写真は、去年)




そして、これが プルーンの名前では珍しく 日本名の くらしま です。

やや、小振りですね。 これも、未だ 色付き始めていません。

これは、こんな感じに斑模様の色になったら収穫となります。





これが、スタンレー です。

他の品種に比べて この色です。

誰が見ても、 おっ! もう、収穫が と 思いますね。

所が、どっこい この色で 採ると、 堅 堅いのです。

最初の年は、完全に騙された!!

こでは、ヘタすると 9月の中旬になるかも ?!

ちょっと、触って スポンジの様になった頃が と 文献に




いずれのプルーンでも、昨年に覚えたが 

収穫して、発送して 開梱して 追熟したアトで

ツル( 枝に付いている所 ) 軸 が、茶色になった頃が 食べ頃との事です。


次に、プルーンは 杏ちゃんのハーコット種と同様に

雨降りに弱いのです。

樹上で熟す頃に、雨に降られると この様に 実割れ を起こしやすくなります。

徳に、完熟品に多いです。( だから、農家は早採りをします )

完熟やでは、仮に 実割れ品でも 完全に中が見える様な物はダメですが

ただ、割れた様な物は 商品として扱いますので ご了承の事をお願いします。




プルーンの豆知識


プルーンは、果皮に 白い粉の様なものがあります。

これは、プルーン自身が持っている 果粉( ブルーム )と呼び

まあ、果実の水分の蒸発を防いだり、雨や病気から果実を保護しています。

でも、収穫して 梱包していると 自然に落ちてしまいます。

もちろん、食べるときに洗ったり、拭いたりすれば 無くなります。




完熟プルーンの貯蔵の仕方

もちろん、追熟は 常温で 行いますが

丁度、又は 一歩手前になったら すみやかに予冷処理をする。

プルーン果実の貯蔵は 0℃近い低温が望ましい( 果実が氷らない程度 )

但し、低温貯蔵しても 果実から成熟を促進する エチレンが発生するので

生果のままでの 長期保存は出来ませんのでね。

また、同様に エチレンを発生する りんご や バナナとの同居は禁物です。

逆に言えば、堅いプルーンを追熟させるには、常温でビニール袋に入れて

保管すれば、早くに食べられるでしょうね。 

ただ、忘れると ふにぁ、ふにぁと なりますのでね。



それから、もう一つ 注意があります。

それは、プルーン特有の病気 灰星病 です。

収穫時、選果時、梱包時等でチェックし、除いていますが

もし、発送後(開梱、選果)に お客様で発見されたら 直ちに、廃棄して下さい。

そして、周りのプルーンも感染が予想されるので

別に、分けて下さい。 これは、胞子で感染します。

開梱(選別)しないで、そのまま冷蔵庫へ保管すると
全滅!なんて事もあります。

プルーン自身は、これを防ぐために あの白い粉があるのです。




つぎに、 先日 プルーンの頒布募集を行いまして 多くの皆様より 
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20100802
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20100806 
  
ご予約を頂きましたが、何しろ 頒布予定量が去年より少なくなり

推定収穫量での募集をしてまいりましたが、

今日、プルーン畑へ出向き 「 もう少し あるのでは?! 」 思いましたので


追加募集をしたいと思います。

但し、補欠募集となります。  


つまり、 受注量より 収穫量が 多い時に 発送となりす。


どの位の収穫があるか判らないのに、完全予約は ちょっと勇気がありません。


対称は、生食用のプルーン バンバーク と くらしま と スタンレー となります。

もちろん、人数制限はありますが こちらでの対処をお願いしますね。

現在、1品種の依頼されている方が 他品種を補欠依頼する事が可能となります。

ただし、他品種との同発送は出来ませんのでね。


1箱 3kg仕様( 実際は、3.5kg詰め込み ) 
クール宅急便にて発送します。

1箱の価格や送料等は、メールにてお問い合わせを

ブログ画面の 左上にある 杏ちゃんの写真をクリックしますとアドレスが

または、私のホームアドレスへメールを下さいね。


なお、いつもの様に プルーン情報にて 状況をお知らせします。  





じゃあ、またネ!