「 2011 セツブンソウ群生地情報 その 2 」

相変わらず、朝の気温は冷たい。

−3度を示していた。


昨晩は、雪が舞っていたが 積雪するほどは降らなかった。

それでも、朝から青空が顔を出していた。


我が家のセツブンソウも花が咲き始めてはいるものの

やはり、朝の温度が低いので思いっきり開花はしません。

今年、発芽した子供達は 元気にしている様だ!



そんな寒さが残る庭でも、2番手として咲き始める


サンシュウが、咲きたい!と花芽を開き始めました。


一つの花芽に、沢山の花が入っています。


そして、この様な 花となります。( 昨年の )


こんな小さな花が一杯


そして、サンシュウの木 全部が真っ黄色に見事ですよ。


実は、この木は 実生から育てました。

これで、19年目です。 

初開花は、長野オリンピックの年でした。




さて、10時頃になると 青空と暖かい日差しに誘われて

戸倉地積のセツブンソウ群生地へ行って来ました。

暖かいと言っても、やはり風は冷たい。


セツブンソウのギャラリーなのか、数台の車が止まっていた。


その入り口で、何人かが作業をしていた。


聞いて見ると イノシシの防護柵を取り付けていました。



そう言えば、一昨年の今頃だったか

あのセツブンソウ群生地にイノシシが来て、

掘られたと聞いた。 

彼らも、この時期には 食い物欲しさに

湿った土壌を掘っては、ミミズを食べるらしい。



数日前に降った雪が、林道に残っていました。

先週よりも、道路や群生地の条件は悪い様に思える。


やはり、群生地の斜面にも、雪が残っていた。


これでは、セツブンソウの芽が出ていないかも?!


でも、上から人声がした。


どうも、腕に腕章を付けているので

 
セツブンソウを守る会の役員方でしょうか!


そして、階段を上って行き、毎年 芽を出す所を見ると


雪の中から顔を出していた。

こんな環境だったが、セツブンソウ達は芽を出していましたが


元気はありませんでした。


やはり、寒いのでしょうね。



この戸倉地積の群生地は、午後になると日が射す場所なので

セツブンソウの花は、午前中は下向きなので

写真撮影も、下からの撮影で いい写真が撮れません。

もし、写真を撮るなら 午後2時過ぎの天気が良い日がお勧めです。


駐車場へ下り始めたら、やはり待ちきれないギャラリーが

数人、登って来ました。


午後は、なかなかいい天気になる様です。

たぶん、午後のギャラリーは多いでしょうが

群生地の開花状況は、2〜3分咲きと言った所です。

たぶん、今週末もイマイチの咲きでしょうか?

来週に期待をしたいと思います。



そう言えば、千曲市報に こんな記事が

戸倉地区 セツブンソウ観察会

3/14 午前10時〜 キティーパーク(黄色いトイレ)近くの駐車場

参加費¥100円  これは、誰でも参加が出来ます。



倉科地区 セツブンソウ観察会

3/13 午前9時〜 集合 倉科公民館 参加費¥100円

いずれも、地元の方が説明をしてくれます。


今年は、ちょっと早いかも?!



自宅に戻って来て、我が家のセツブンソウ鉢を見たら

お陽様に向かって 花が開いていました。





じゃあ、またネ!