久々にヤマシャクヤク達の子守を  ① 改訂 1

台風が四国に上陸した頃

当地では、多少の風はあるものの、ご覧の様に曇っている。


朝、愛犬との散歩時には、ポツりと雨が降ったが

直ぐに止んでしまった。


それでも、台風が持って来た南の温かい空気のせいか

朝から 27.5度と温かい、いや 蒸し暑い!



多少の風はあるものの、雨降りでないので

庭で育てているヤマシャクヤクのタネ植えをしました。



枝成り完熟の果実の収穫に追われていたら

ヤマシャクヤクのタネ袋が満開でタネが落ちる寸前でした。



実は、ヤマシャクヤクを増やすには、このタネを植えるのが一番なのだ!

でも、翌年(紅花は翌々年)に発芽して、約4年以上子守を

しないと、開花しない代物なのです。


この様な、タネ袋を


強引に開くと 赤い偽タネと紺色の本物のタネが見えます。


更に開いて


タネ殻から全部出すと、8個もタネが


残りの赤い偽タネは、鳥達に発見してもらう見世物なのです。



花が咲いた時に、上手く受粉すると多くのタネが出来るが

この様に、1個だけ


または、1つも無いなんて事もあります。



私の家には、銘柄品や一般的な物まで含めて

数百鉢もありますので、実は この季節は大変な作業となります。



その特設会場は、愛犬の運動場の隣にあります。


実は、ここは日陰なので  がいますので

前後に、蚊取り線香を焚いています。


これって、結構 効きますよ!



一般には、植え付けに この様な連結ビニールポットを使用します。

1トレイ 40鉢も作れる。



それを田植えに使うトレーにスッポリとはめると35鉢に


これで、持ち運びが出来ます。



次に、ビニ鉢には水抜き穴があるので、網でフタを

所が、まあ沢山も植え付けるので やっぱり安くする為に

百均へ行って、こんな物を買いますと便利です。


これを


ハサミで 1/2 更に 1/2 つまり 1/4にして


底へ入れます。



次に、土ですが 今回は ちょっと奮発して

堅めな 蝦夷(北海道)の 小粒(ブレンド用) と 中粒(底へ)


硬質鹿沼土(栃木県)と


小粒の軽石


それから、使用済みの割り箸で作った消し炭


これらをブレンドした土を使います。



まず、ビニ鉢の底へ 切ったビニ網を そして、中粒の蝦夷砂を


こんな感じになります。


次に、ブレンドした土を入れて


この様に、中央に 紺色のタネを置きます。
 



そして、上から また、ブレンド土を入れます。



当地は、2−3月が厳寒となり 霜柱がありますので

タネが浮き出て来ますので、ちょっと深めに植え付けます。



今日は、この種を植え付けました。



そんな作業をしていると、 時々 愛犬は邪魔しに来ます。

これで、上手くすると 翌年に 又は、翌々年 ヘタすると翌々翌年なんて事も


実は、もっと沢山のタネが。。。。


阿蘇山麓の白花で、2006年に植え付けした中で

こんな貴重な花を咲かせたタネが

百粒以上もあります。


また、同種の変種で 一般には雄花が黄色なのですが 白花の物

これのタネも 50粒 もありますので

来週から、徹底して 植え付けが始まります。



さて、読者の方で ヤマシャクヤクのタネが欲しい方に

上の 白花で  狂い八重花  と  雄花白色 を 

各5粒程 お分けしますのでメールを下さいね。

但し、数名の方だけ! 

いつもの様に 〒、住所、連絡先を明記して

白花ですので、翌年には発芽すると思います。

但し、 子守が4年以上掛かり 

素晴らしい花を咲かせますよ!

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多くの皆様よりお問い合わせがありましが
2011年度分の配布規定数は、終了致しました。
有り難うございました。

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じゃあ、またネ!