初めて、鍋倉山へ登る

昨日、起きると、真っ青な青空だった。(今日も)

窓のブラインドを開けて、戸隠方面を見たら

クッキリと見えた!


愛用の高級カメラを引っ張り出して、愛犬の散歩を放り投げて

近くの里山へ車で登る。(車で5分以内で)


ここの頂上直下には、隠れた展望台があって 素晴らしい景色が見えます。

その景色は、右上に 火打山(ひうちやま) 左上に 高妻山(戸隠)が見える。



ようやく、ここへ来て 高妻山の雪も消えて来ています。


また、山に木のない火打山にも、黒い斜面が見え始めました。

いずれも、百名山である。 ( 私は登った事がある )




あまりに、いい天気なので 足がうずうずして来た。
( 先日の山菜採りで疲れた足腰も治ってしまった?のか! )


朝食後に、友人のT君へ電話して

奥信州の 鍋倉山へ行くことにしました。


なべくらやま 標高1288m とそんなに高いやまではない。

場所は、飯山市より北側で 野沢温泉の反対側(千曲川を挟んで)に


この辺は、昔から 豪雪地帯となります。

頂上の反対側は、新潟県上越市となります。


今シーズンは、記録を上回る程の豪雪が積もりましたので

鍋倉山は、未だ 雪が残っています。( 何回か、見える所を走っている )



いつもの様に、高速で 飯山豊田で降りて 飯山市内を抜けて戸狩へ

ここから、上越飯山線(95号)をひたすら 関田峠へ車を走らせます。

道路も舗装されて、雪もなく 快調で走る。


途中の 田茂木池から 鍋倉山を望むと 相当の雪が残っている。


おっと、 通行止めの看板が! 

この先、春山除雪中と書いてある。 いやいや、峠まで行けないのだ!


どうも、ここの左側を 直に 沢筋を登るらしいのだ!


到着時間 10時45分であったが 1人先客が登って行った。

我々も、近くの駐車場へ車を置き 準備に掛かる。


この壁を登った所で、 6爪のアイゼンを着ける事となる。


私のアイゼンは、ワンタッチタイプなので楽である。



こんな感じに 沢筋を登りますが


無雪期には、とても こんな所は歩けません。 今だけの特権です。


対岸のブナも芽吹き始めています。


ブナの木って、気温が暖かくなると 活発に水分を持ち上げるので

根元から雪が溶け始めます。




そんな、歩いている足下に ゴミの様な ものが沢山あります。


これは、ブナの実 の 殻です。

昨秋に、タネを落とした殻が 今頃に落とされます。



それにしても、沢筋の登りは キツイのである!


こんな 雪の壁も ありました。



ブナの若芽も薄緑で 美しいですね。 


森林浴に最高かも?!


今の時期は、夏場と違って そんなに汗はかきません。

高度を上げるにつれて、急坂となり また、寒くもなって来た。



登り始めて、約1時間で やっと、尾根が見えて来た。


この最後の登りが、キツイのです。


ここへ来たら、霧というか? 視界が悪くなって来た。


尾根に出て、右が 関田峠からの尾根です。

真っ直ぐ行った所が、黒倉山の様です。 海抜1242m

そこを右に折れて峠へ向かうらしい。

関田峠からの登りは、この尾根を通って来るらしい。



12時半頃に、鍋倉の頂上に着く。

この時間での登頂者 4名でした。

 (九州、熊本から1名と地元の野沢温泉1名)



いつもの様に、711の味噌汁に愛妻のおにぎりを頂くが

この時期、山へ来ると 小さなブヨがいまして

コイツが、手や顔を容赦なく、刺すのである。 

刺されると、カユイ! 刺された! いつも、この頃 やられる。 

そして、少し腫れるのだ! 厄介な虫です。

早々に、退散する事にした。


また、ガスって来た。



下りも 道なんかない。

あの辺が駐車場だった! そこに向けて 尾根を下り始めます。

ここにも、ブナ林のこんな風景が


また、藪の中に 赤い花が咲いていた。

( たぶん、アカヤシオツツジと思われる )


また、こんなブナの木がありました。( 幹にコブが )


途中で、山里と千曲川が うっすらと ぼやけて見えた。



登りと違って、下りは息も切れないし 楽ちんであるが

落とし穴がある。

それは、ストックとアイゼンに頼って下るが

ちょっと、気を抜くと 転ぶ! 

そして、落下してしまうのだ!!  これは、怖い! 


実は、今回 ちょっと体の向きを変えた時に 転んだ。

そして、尻もちして そのまま 滑って行った。

ヤバイ!! 

10m以上も滑った。 何とか、藪で止まった。

お陰で、普段 使わない筋肉を使ったりして 体中 痛い!

それに、濡れてしまった。

でも、助かったのは不幸中の幸いでした。

これが、何も無い所でしたら 滑落となる。


そして、やっと 関田峠へ向かう道も見えて来た。

もう、大丈夫だ!!

なんとか、駐車場まで 生還して来ました。

下界は、霧もなく 晴れていた。



16時着 だったので 帰路の途中で 

先日、山菜採りに行った 平丸峠へ寄った。

峠では

まだ、キクザキイチゲカタクリが咲いていた。



Tくんが 蝶だ!と 騒ぐ!

そう、天然記念物の ヒメギフチョウが舞っていた。

私も、聞いた事はあるが 見たのは初めてである。


どうも、カタクリと共存しているらしい。

もちろん、ここは監視されているので 採取は絶対に無理ですよ!!

 

桂池に車を置き、近くへ山野草などを見に散策に出掛ける。


先日(16日)は、 池の氷が溶け始めていたが


もう、すっかり溶けていた。



おっ、 これが ゼンマイであると Tくんが教えた。


初めて、これと判った。


チゴユリも咲いていました。


また、コゴミを採ったり 山ウドを採ったりして

早々に、高速へ飛び乗って 舞って帰って来た。


昨晩は、山ウドの天ぷらとコゴミで 糖質0ビール擬きを頂いた。




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