庭で咲いた花   5−5

真っ赤な紅色のヤマシャクヤクが咲き始めました。


先日のヤマボウシに続いて 私がハマっている植物に

山野草の ヤマシャクヤクがあります。


一般的に ヤマシャクヤクと言えば 白花を指しますが


紅花ヤマシャクヤクも 存在しています。



でも、今日では 私が知る限り 自生地分布から見ると 白花が 9で

紅花が 1の割合で 全国的にも 稀少品です。


環境省のレッドデターブック では、絶滅危種 で 長野県でも 絶滅危惧種 です。


つまり、「 近い将来における野生での 絶滅の危険性が高いもの 」


そう、日本全国規模で 愛好家に 狙われている山野草なのです。


私も、数年前に 地元の里山で 1回だけ 見ました。


でも、その場所には もう、ありませんでした。


一般的な紅花ヤマシャクヤクは 紅と言うより ピンク系です。



この紅花ヤマシャクヤクの愛好家の世界では、

自然界で 偶然に発見して 根っこなのか? タネなのか? 不明ですが

それを 自宅で 増殖し 栽培者が 名前を付けて 販売されています。

つまり、ブランド化 している訳です。


たぶん、1ブランドで 数百代目の親戚達が売られています。

一度、DNA鑑定でも して見たいですね。


同じ 紅花でも 

紅が濃い色の物 や 花びらが特殊な物(フチに色が)、葉に斑が入った物などは

貴重で 高価です。


そんな 貴重なベニバナヤマシャクヤクの 「 会津小町 」と言うブランド品が

5/12



5/13の朝


5/13夕方


5/14


ここへ来て ようやく 咲きました。

花びらは、凄く 濃い赤ですね。



5月2日に咲いた 紅花は
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20150502



一般的に ヤマシャクヤク系は 他の草花達と違い 花びらは開きません。

花弁の中で 自己受粉して タネが形成されます。

このタネを 秋に採種して 植え付けます。



通常、紅花は 発芽に2年も 掛かります。

私の経験では 0.5割以下が翌年に発芽し 

8割が翌々年に発芽 1.5割が翌々翌年の発芽となる様です。

でも、実際には 翌々年に6割 タネでの死滅が4割位か!

翌年中の管理が適当なので 暑さ等で死んでしまいます。


発芽した幼芽も 管理が大変でして やはり、今頃の暑さで枯れてしまいます。

そんな 子守を 順調にやって 約5年程経ちますと 2世が花を咲かせます。

そして、2世のタネが採取できますが。。。。



コンテナ船に植えられた ヤマシャクヤク達に雪が


もう、春近し



2年目や3年目のブランド子供達



ネットで買い求めたり


自宅で採種したり


そんな、気の長い趣味にハマっています。




今年の関連ブログ
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20150326
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じゃあ、またネ!



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