あんず情報 36 最後の杏採りに! これで終わり!!

今朝も、当地は 曇りした天気だった。

でも、雨は降らず 風もない。



朝飯前に、チャリンコに乗って 杏畑へ偵察に行って来た。

完熟する様に 残して置いた 信州大実杏  


いい感じに 熟している。



もう、 杏の木の下は、下草も刈り取れられていた。

所、所に落ちている 杏が 樹上で熟して 風等で落ちた杏です。

これで、杏の木は 秋に紅葉して 落葉します。



朝食後に、某公共放送の TVドラマを観て 行動を開始した。



いつもの様に 収穫3点セット( 三脚、収穫箱、腰袋 )を載せて


最初は、手で届く所を 採り始める。

そして、上を見て 三脚の位置を固定し 昇って行きます。

三脚を適当にして 昇ると 体重の傾き等で 落下してしまう。

結構、落ちる事が あります。

上段から落ちると かすり傷だけでは 済まない。 

自宅で 落ちた時は 胸わ打ち いい加減の間 息をしても 痛かった。

でも、 忘れた頃に 治ってしまったが

結構、腕の骨を 折るらしい!

まぁ、取りあえず 今年の杏採りは 無傷だった。

軽い、擦り傷は あったが。。。



三脚で 昇って逝くとこんか感じで いい状態を見ます。


惚れ惚れしますね。


やっぱり、 信州大実は デカい! 


果汁も多く いい臭いもし 果肉も多いので 食べがいのある杏です。



さっさ〜と 採り始めて  他の木も回り 採り残しを探す。

約、10分の 滞在時間だった。


そして、これが その成果物です。 

風袋込みで    差引で 12.5kg ありました。



これから、梱包に入ります。




お陰様で 今年も 無事に 杏が終わりました。




6/15 から 始まった あんず戦争 

始めの頃は、カラ梅雨に恵まれて 良かった。

しかも、夕方〜夜半に 雨が降り  翌日の朝は 晴れて

最高の 収穫条件でした。


最初に 信陽が  


この杏、小粒の割に 果汁が多くて 酸味と甘みのバランスがいい

それに、完熟をした時の 発色が いいですね。

何より、他の杏にない 尾っぽが面白い!



そして、平和


これは、昔からある杏で 人気があるので

現在でも、切られずに残っている 名品杏です。



続いて、山形3号


これは、昔杏で 農家でも 受粉を補助する意味で植えられていた

しかし、この杏 樹上で完熟をさせると

他の杏に 負けない 素晴らしい 杏で 

単独でも良いジャムが出来るが、他の杏とブレンドをすると

これ又、市販されていない いい、ジャムが出来ます。




枝成り完熟では、少量(2kg〜5kg以下)の依頼に対しては

前記の 杏を 配分頒布をしています。




そして、今や 高級杏となってしまった 信山丸


これは、小粒であるが 果肉が堅くて 

丸ごとシロップとしては、最高の杏です。

去年は、不作でしたが 今年は、豊作でしたので

多くの方への 頒布が 出来ました。




珍しい、杏も 収穫をしました。


発色が いい 桃の臭いのする 紅浅間


甘さの後に、酸味が でも、サッパリしている 信州サワー


酸味が強い ゴールドコット これで、シロップ漬け 最高かも!



また、外観は 多少とも 悪いが完全無消毒の杏も 


頒布をする事が出来ました。( 信陽、信州大実、在来 )

昨今では、主を亡くした こんな杏の木が多くなりました。



そして、多くの量を稼げる 信州大実です。


この杏 ただ、大きいだけでは ない。

適度に、熟させれば 割シロップ漬けに

完熟させれば コレ又、素晴らしい発色したジャムが大量に出来る。

まぁ、この杏のリピータの作品を見れば

えっ、販売でもするのか? って感じに 大量に作ります。




ハーコット杏が 熟した頃に 長雨も無かったので


極端に 実割れしたハーコットがなく いい、状態での収穫が出来ました。

ハーコットを頒布された方から 絶賛のお言葉を頂きました。

私が管理されている ハーコットの木は、生育状態も良く

何より、デカイ実を付けます。

なかなか、あんなにデカイ実は、市場でも見たことはありません。




所で、変わった所では

シロップやジャムに加工して 残った物

そう、あのタネです。 

あのタネ  つまり、堅いタネの 中には、 杏仁(アンニン) があります。

このアンニンが 杏仁豆腐の 杏仁 です。

今や、片栗粉( 山野草カタクリの根 ) や くず粉( 植物のくずの根 ) と  

同様に、本物の材料を使った物は、現在 市販されていないと思います。


所が、このタネを捨てても それまでですが

堅いタネを割って 中の杏仁を取りだして 完全本物の杏仁豆腐を作った

リピータも 多々、います。


過去に、このブログで 紹介をした事もあり
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20140801


ネット検索をすれば たぶん、あると 思います。


一番。難しいのは あの堅いタネ殻から 中身を取り出す事でしょう!

あの堅い殻は、 海の牡蠣(カキ)の様に 2枚となっていますので

その 合わさり目を 工夫すれば コツをつかめると思います。

でも、そんなに簡単では ないです。


まあ、一度は 挑戦して見ては!!


それから、時間を掛けて タネの中の杏仁を 別な意味で取り出す事もある。

それは、焼酎(35度)で漬けて 数年後に、寝るときに

お猪口で、一杯って言う 手である。


まぁ、タネも 料金の内 ですので 色々と 試して見て

上手くいったら 紹介メールを発信して下さい。 待ってます。





じゃあ、またネ!



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