トチの実を植えました。 改訂 1

先日、北海道へ嫁いだ娘が

近くの公園へ子供を連れて 遊びに行ったら

大きな木の下に、大きな実が沢山落ちていたとか


子供にして見れば、大きな実で 見た目も可愛いので


拾い始めて 袋一杯 拾ったとか!


ネットで調べたら トチの実と 判明し

その後、子供の遊び道具になった と 言っていました。


それを聞いた

爺は  「 未だ、ある? 」 と 聞いた

幾らでも落ちているとか!

そんな訳で 子供を連れて拾って来てもらい 空輸して もらいました。


トチの実って、我が家近くの里山にはない。

仮に、あっても その実を拾いに行くには 勇気がいる。

何故かと言うと 今年も里山や深山では ドングリや木の実が不作とか

そう、この時期 

これらの木の実は、熊も含めたリスなど小動物の餌なのです。

これを 人間が横取りをするので 危険が伴います。


拾っていたら、熊さんと目が合ったりしたら

たぶん、元気で里へは戻っては来れないかも!!



そして、 そのトチの実が届きました。

そう、トチの実を植えて 芽を出させるのである。

そして、数年間は、自宅で植替をして 山へ植えます。


以前に、同様に発芽させたトチの実は 

数年間 私の手元で育成されて 15cm程に育ってから

山へ植えました。



今や、5mは越えている。


いつ、花を咲かせるか? 楽しみです。



トチの実を植えました。 その様子を ご案内しますと



定形外封筒の中に

こんな感じの トチの実が届きました。


外の皮が 着いた物も あった。


外皮の筋を 手で剥くと


ポロって、外殻が 剥けます。 ( クルミの様に ) 


実に 未だ、白い内皮が張り付いているので 手で剥がす。


そして、一旦 バケツに水を入れて 


その中で、手で良く洗い 汚れや 内皮を剥がします。



この状態で 2時間以上 水の中で保存します。

もし、虫がいたら 空気がないので 這い出して来ます。

また、浮いてしまう実は しいな(中身なし)と 思われる。


バケツの下に沈んでいる 形の丸い 重そうな実を

また、キズがない物を選びます。

そして、乾燥をさせます。



次に、このタネを植える為の 黒ポット鉢作りをします。

黒ポット鉢の穴に プラ網を置いて 中粒程度の軽石


そして、いつもの割り箸炭を入れて 培養土を


次に、腐葉土を入れて また、培養土を



そして、トチの実の頭が茶色を 上にして培養土の上に置く



そして、小粒の赤玉土を被せます。


培養土で 見えない様に (トチの実の倍くらい土を載せる)


これで、充分に水を与えて 細かな炭や土を流します。



これで、来春まで 外の適度な所へ置きます。

雨や雪も 大丈夫です。 (強制に水を与えなくても良い)


トチの実は、来春になると 実から、根を下へ出します。

根が落ち着いたら、実の中にある 発芽の葉っぱを持ち上げて来ます。

信州では、4月の後半過ぎ頃に 発芽が始まりますので

直ぐに、芽が出ないから廃棄をしない様に注意です。


来春になって 発芽しましたら 報告をしますね。


以前のブログで トチの実の記事

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080920

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090509




じゃあ、またネ!



※ ※ ※ ※
きれいな写真があったり、もっと大きくして詳しく見たい時は
その写真を 左クリックして下さい。
そうしますと、写真と撮った時のデーターが出ます。
その下に、オリジナルサイズを表示 と言う所を
左クリックしますと 原版の写真が見られます。
更に、画面に + − の表示がありますので
これを左クリックしますと 大きくなったり、元に戻ったりします。
試して見て下さいね。
※ ※ ※ ※

ブログを読んで頂きまして有り難うございます。
コメント等がありましたら、下の 「コメントを書く」をクリックして
投稿欄に御記入願います。
もちろん、お名前は匿名ですよ!



尚、過去に 嫌がらせ等の書き込みがありましたので
承認をしてから載せておりますので、多少のお時間が掛かる事も
ありますのでご了承をお願いします。 


また、メールに寄るお便りはブログ左上の、
プロヒィールで あんずの写真を クリックされますと
枝成り完熟宛のアドレスがありますのでお便り等を下さいね。