カタクリの移植地で

昨日も、青空の いい天気でしたが 

放射冷却なのか −6℃ と 冷えた。


千曲市若宮地籍で毎年4月頭に開催されている 

 八王子山のかたくりまつり の 下準備として。

関係役員(みどりのサポート隊、お茶のなごみ会、神社の宮司)が集まり 

佐良志奈神社境内にある カタクリ移植地の藪刈り作業が ありました。



私の家から 5分程度にある 里山 八王子山には

昔から 北斜面の雑木下の林に 多くのカタクリが咲きます。


所が、2001年に近くにある県道の拡幅工事があり

その工事場所にもカタクリがありました。

地元のカタクリ愛好者達が 立ち上がり 当時の国土交通省

保存の話し合いをし 工事前年の秋に集まり カタクリの球根を

神社境内(八王子山斜面)に移植をしました。



歳月が経つと 親から タネがこぼれ落ちて

発芽し 7年〜8年目になると 初開花します。

そして、またタネを

お陰で 現在では 親に 子供、孫 と 三世代が共存しています。


でも、山の斜面なのと ケヤキ等の樹木もタネを放出し

その 子供達が 全面に発芽して 日陰を作り

結果的に、カタクリが育つ環境が薄れてしまいます。


そんな訳で、ここ移植地では 

毎年、今頃に 役員が集まって カタクリが寝ている間に

雑木の苗を刈り取ります。


カタクリは、他の植物が発芽する前に いち早く 発芽して

葉っぱを広げて 光合成を 行います。

当地区ですと 4月の頭頃に 開花が始まり 受粉を行います。

そして、5月末頃に タネを放出します。

この時には、もう 葉っぱは 枯れて ありません。

つまり、4月 5月 6月の 3ヶ月間で 一年間分の仕事を行います。



時々、群生地では こんな珍しい 白花カタクリも出現します。

( 昨年は 未出現でした )


集合 9時だったが 1人 2人 と 集まって来た。

今年は、宮司さんが エンジン草刈り機で 刈ってくれたので


いつもより、早くに 終了する事が 出来ました。


アトは、3月になって 移植地や自然の群生地の垣根作りがあります。

近くの竹林へ 行って 適度の竹を 数十本切り出し

柱 や 手すり を 作ります。



今年の八王子山かたくり祭は、4月2日(日)に開催されます。


前日には、 八王子山の観察会 も 開催されます。





じゃあ、またネ!



ブログを読んで頂きまして有り難うございます。

きれいな写真や、もっと大きくし 詳しく見たい時には
その写真にカーソルを置き 左クリックして下さい。
そうしますと、写真と撮った時のデーターが出ます。
その下に、オリジナルサイズと言う表示を
左クリックしますと 原版の写真が見られます。
更に、画面に + − の表示がありますので
これを左クリックしますと 大きくなったり、元に戻ったりします。
試して見て下さいね。


コメント等がありましたら、下の 「コメントを書く」をクリックして
投稿欄に御記入願います。
もちろん、お名前は匿名ですよ!

尚、過去に 嫌がらせ等の書き込みがありましたので
承認をしてから載せておりますので、多少のお時間が掛かる事も
ありますのでご了承をお願いします。 

また、メールに寄るお便りはブログの左上
プロヒィールで あんずの写真を クリックされますと
枝成り完熟宛のアドレスがありますのでお便り等を下さいね。