キウィの収穫とサンシュユの

3日は、朝から雨降りになりましたが小雨で愛犬モコっちの散歩も早々に切り上げました。


11/30のブログでも書きました、サンシュユ の実を初めて植え付けました。

このサンシュユと言う木は、未だ雪が舞う早春に花を咲かせます。


そして、その咲いた後には長細い実がなります。


そして晩秋の頃には、ご覧の様に「 真っ赤 」に熟します。


実は、この実も ヤマボウシハナミズキ と同様に、果肉に発芽を妨げる物質が

含まれており、この実のまま植えても発芽はしません


自然界は良くしたもので、この種の実は「 真っ赤 」に熟し、野鳥に目立つ様になっています。

そして、野鳥達が食べて糞と一緒にタネを捨てます。


つまり、野鳥達に遠くへタネを運んでもらう様に進化をしたのです。


そんな訳で、この実を網ザルの中でつぶして果肉と分離させてポリバケツの中で洗います。

そうしますと、こん感じになります。


ホームセンター等へ行き、プラポット入れをタダで貰って来て

そこに、黒ビニ鉢を入れて、土を入れます。


1黒ビニ鉢に1粒のタネを入れて、上から土をかけます。


そして、名札を付けて来春の発芽を待ちます。 はたして発芽するかな〜?




午後になったら、雨も上がったので キウィ の収穫をしました。

キウィは、4月頃なると枝からムクムクと新芽が出て来ます。


そして、その新芽に花が咲きます。

キウィは、オス木とメス木がありそれぞれが花を咲かせます。


これが、オス花です。(5/29)


そして、これがメス花です。

メス花は、この様に 花の中心が白く なっています。


ただ、不思議なのはオス花の方が早く開花をします。

つまり、気候等により大幅にズレてしまうと受粉がされない事もあります。


昨年は、一昨年の強剪定でオス花が咲かず、近隣の畑より失敬して来て

受粉をさせた事もありました。 1つの花で幾つものメス花に受粉は出来ます。


受粉後、15日もすれば、ご覧のように小さな、可愛い実が。。。 (6/14)


この位の大きさになったら、摘果が始まります。


そんなキウィの木で、今年の夏は アブラゼミ が羽化をしました。 (7/15)


10月頃になると、もうこれ以上大きくはなりません。


11月の末頃に、寒波がやって来ると、ご覧のように葉っぱは枯れ始め1枚、2枚と落葉が始まります。


一般に、農家では早めに収穫をしてしまいます。

元々、キウィは追熟して食べる果物ですので、実が堅い内に収穫、保管をするのでしょう。

当家では、このキウィも例外でなく「 樹上完熟 」をさせて収穫をしていますので

当然に、お店での購入品とは違い、格別な味です。


今日の収穫で、約15kgほどになりました。


このキウィは、育てる棚が大きければ、幾らでも成りますが、

現在、定植えしてある場所は2mx3m程の限られた場所ですので、こんな所です。

摘果したお陰なのか、今年は良い大きさになりました。


中には、こんな面白い形の物もありました。


一般に、りんご等を入れて 追熟 をさせる様ですが、我が家では何もしないので

変な臭いも無く、1月頃から、サラダ等になって食卓に乗ります。 

また、半分に切ってスプーンで堀ながら食べても美味しいです。


ただ、2月〜3月頃の厳寒期に物置に置いて於いて、凍らせてしまった事がありました。

こうなると、食べられた物ではありません。



では、またネ!