今日は朝方一瞬に青空が

気持ちよく晴れたので、久々にデジカメを持って庭を一回りしてみました。


サンシュユの実 が、まるでゼリー玉の様に沢山、枝に吊り下がっていました。


つい、この間までは葉っぱに隠れており、実の姿が良く見えなかったのですが


この所、一部の葉が落葉したので目立つ様になりました。


この サンシュユ は、97年にヤマボウシの種を蒔き、翌年に発芽した苗床に混じっていました。

そんな事を知らずに、育成させて庭に植えましたら、何と無くヤマボウシと違うのです。

おかしいな〜と思っていたら、親友のT君が、これは サンシュユだ! と言いました。

確かに、幹や枝の皮が剥けているのでヤマボウシとは、明らかに違っておりました。


そんな訳で、彼から聞かなければ切ってしまうつもりでしたが、

やがて、05年に初めて花が咲きました。



所で、この名前は サンシュ でなく 後に がもう一つ付きまして 

正式には サンシュユ となります。


このサンシュユは植物文献によると

中国原産の落葉小高木であり、高さ15mにもなります。

3月頃に開花し、春の到来をいち早く知らせる植物の1つである。

葉を見ると、側脈が平行に発達しており、花や果実のない状態ではヤマボウシ

ハナミズキと区別しにくい。

花はヤマボウシ


ハナミズキ


とは大きく印象が異なるが、近寄ってみると花弁は4枚であり、

クマノミズキなどとはよく似ていて同じ科であることが納得できる。


果実についても、ヤマボウシの特異な果実の印象が強く、


とても同じ科の植物とは思えないが、

ハナミズキの果実の柄が長くなった状況と考えればよいのであろう。


早春と秋を彩る植物として、庭園に植栽され、花材としても使用される。


また、その実は 漢方薬 になる様で

成熟した果実を熱湯に通して半乾きにしてから果実を抑えて種子を抜き出し、

果肉だけにしてから日干しにします。

これを生薬(しょうやく)で、山茱萸(さんしゅゆ)といいます。

種子は薬効が期待できませんので抜きとってから使用します。

市販されている 茱萸(さんしゅゆ)の中には種子が入っているものがありますので

用いる場合には種子を取り除きます。

市場で和山茱萸(わさんしゅゆ)というものを見かけることがありますが、

これはアキグミなどの果実を乾燥したもので山茱萸(さんしゅゆ)の偽物ですから注意が必要です。


そんな訳で、近日に このサンシュユの実を収穫して 漢方擬き に挑戦したいと思っています。


また、この工程でタネが不要になるので

ヤマボウシ等と同様に苗床を作り、来年に発芽させて見たいと思っています。



この他に、実と言えば ナンテンかな? 

当家にはナンテン


ナンテンがありまして


正月に玄関に飾られ唯一の存在感を発揮します。



隣り家との境に、隣家の柿が収穫されずに成っていました。


たぶん、渋柿でしょうか? 渋柿も霜に遭うと甘くなりますので

それを野鳥達が狙っています。

右上の物は、丁度甘くなって来たのでしょうかね!



晩秋のこの時期ですが、まだまだ紅葉も盛んです。

庭に植えてあるモミジですが、この種は若葉の頃から黒赤の葉っぱで


この時期になると、この様に他のモミジと同じに紅葉となります。

でも、やっぱりモミジは緑色から黄色や赤色へ変化をする方が好きですが!



ハナミズキは今の時期ですと、普通は来年の花芽だけですが、


( ステラピンクの花芽です。 )

また、この様に実も一緒に付けている物もあります。



の葉っぱは、他の種類は落葉していましたが、「 平和種 」の はこんな紅葉でした。


そして、これは「 常緑ヤマボウシ 」の花芽です。


名前の通り、冬でも葉っぱは落ちずに緑色していますね。



また、ヤマシャクヤクの育成鉢が置いてある場所には落ち葉が一杯あり


これが、彼らの保温材になります。



こんな感じの今日この頃でした。


では、またネ!