只今、ヤマボウシが満開中!!

我が家の周りでは

今、ヤマボウシの花が満開です。 


この手の花木は、ハナミズキは人気がありますが

日本固有のヤマボウシは、人気度がいま一つでしょうかね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%B7

でも、私は ハナミズキより この方が好きです。


ハナミズキは、花が咲いてから 葉っぱが出て来ますが



ヤマボウシは、その逆で 葉っぱが出てから花が咲きます。


しかも、ヤマボウシが咲く頃は ほかの花木が咲いた後のため


これが、結構目立ちます。




我が家では、たぶん 十数本植わっていると思う。

それが咲きますので これ又 見事です。


また、秋の紅葉も ハナミズキに負けないくらい素晴らしいです。



元々、2本の親木から タネで増やした物です。

親は、 紅花ヤマボウシ(薄赤色) と 


ミルキーウェィ(薄白黄色) と言う品種です。


確か、この自宅を新築した頃に買い求めたと思う



一般に、ハナミズキヤマボウシなど 花木は 接ぎ木で増やします。

接ぎ木ですと、接ぎ木をした枝は そのものが育つので

つまり、赤花は 赤花が咲く

それに 接ぎ木して 数年で売り物になるからです。



しかし、私の増やす方法は 気長な 実生の方法です。

あえて、そんな方法での増殖を行う 切っ掛けは

ヤマボウシ達は、秋になると 赤い実を付けます。


この実を狙って 野鳥達が集まります。

( 野鳥が撮んだ実 )


そして、鳥達は いつも決まった電信柱で 茶和会を行い

糞をしますが、タネは消化されないので 一緒に落ちて来ます。

つまり、この電信柱周辺には 春に成ると 発芽し

数年間は、小さくて判らないので 抜かれない。

それを たまたま私が抜いて ポットで育てて見ましたら

ヤマボウシ や ハナミズキの様な葉っぱが

これで 実生で育てる事に ハマリました。



秋に成ると 野鳥に採られる前に赤い実を回収して

それを潰して、周りの果肉を取り除きます。


そして、黒ポットへ植えます。


翌年に 可愛い 芽を出します。(今年の発芽苗)


そして、毎年 段々と大きなポットへ植え替えて行きます。



所が、何と! 

咲くのに 順調に行って 5年〜6年も掛かるのです。


でも、面白がって 毎年、タネを植えました。

ある程度、大きくなったら 新築した友人宅へ記念樹として

また、果実の購入者へ差し上げたり

オークションに出品をしたり  

そんな、こんなで残った物を 家の周りに植えたのです。



自宅近くで、千曲川に架かってる大正橋の神社側で

温泉へ曲がった道路脇(左側)に植えた、私のヤマボウシ

今年も、いっぱい花を咲かせています。



また、近くの公衆トイレ脇、八王子山の登り道脇にも

沢山、植わっています。

でも、未だ 花は、数年後となるでしょうかね!



この2本の親からの実生増殖ですので

時々、変わり者が 出て来ます。

ヤマボウシの花びらに見える部分は「 苞 」といって葉っぱの一種ですが

私は、いつも花びらと言っています。

この花びらの形状が微妙に違った物や


色が 若干、赤が混じった物など


また、時々 葉っぱが 親に似たものや

ミルキーウェィ擬きの物などが

まあ、この変異が楽しみですがね。



こんな変種のヤマボウシも植えてあります。






私が、実生から増殖した

ヤマボウシの兄弟達が日本全国(北海道〜宮崎県)へ養子に行っています。

たぶん、ヤマボウシは、100本以上と思われます。



今年も、今頃 どこかで咲いているだろう!! と思います。 



こんなヤマボウシを欲しい方は、ご連絡を下さい。

9月〜11月頃(落葉した頃)に お送りをしますので

お庭等へ植えて見て下さいね。


現在、今秋に1本 群馬県へ養子の予定です。



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