ヤマボウシも紅葉が始まった!

我が家には、ヤマボウシ(山法師)と言う落葉樹木が一杯植わっています。

そして、このヤマボウシに一頃、凝り このヤマボウシの実から

タネを採り、それを植えて 翌年に発芽させていました。


そんな子供達も、今や 親木より大きくなりましたし

日本全国へ 養子に行ったり お嫁に行っています。

もちろん、友達などの新築祝いにも 何本かが そして、咲いている様です。

現在、ネットオークションやブログサイトなどでの発送登録本数が

70本を越えました。


つい、今年も 北海道の方から ブログ経由で ご依頼を頂いております。

元々、この様な落葉樹は 葉っぱの落ちた頃に移動を行い

植樹をする事が望ましいのです。

それは、葉っぱの落葉が終わると 樹木の根っこも活動を停止します。

そして、春の兆しが来た頃に、根っこが動き始めて、枝にある新芽も動きます。



所で、我が家のヤマボウシ達も10月の声を聞いた頃から


部分的に紅葉が始まりました。

そして、それが最盛期となりました。


今日も、冷たい雨の中での紅葉です。


今年は、7月〜9月期の降雨が少なかったので、やはり樹木にも影響が出て

葉っぱの自己枯れ現象が出始めました。

( 写真はハナミズキです。 )


不思議に、ヤマボウシを含めた落葉樹は、水分が少ないと判断すると

葉っぱの先が、枯れ始めます。 自己防衛しているのでしょうかね。

そんな訳で、やはり 今年の紅葉には イマイチ、凄さが欠けている様に見えます。


それでも、こんなに 真っ赤に葉が染まっています。

そして、今月の末頃になると 葉っぱは散ってしまい 骨(枝)だらけに。。。


このヤマボウシは、ハナミズキ達と同様に、前年度に花芽を付けます。

つまり、今の時期に 来年の咲く花の数が判ります。

ですので、植樹して 初開花が、来年か? 判ります。


そう言えば、タネを植えて 発芽して 約5年ほど経たないと花芽は付きません。

一般に、市販されているヤマボウシは、早く咲かせる為に

接ぎ木した物が多いです。

特に、赤花は 約7割が 接ぎ木で 他は挿し木となります。

不思議なのは、赤花のタネを採って、植えても 5年経って咲くのは、白花なのです。

但し、源平と言って 赤花と白花が混じったり 花びらが混じったりする事はあります。


白花は、ツボミから膨らむ頃はクリーム色で、開くと 純白になります。

赤花は、薄赤花で開花すると、色が褪せて イマイチの花になってしまいます。

私は、白花を推薦します。


一般には、この手として ハナミズキが人気ある様ですが

最近、このヤマボウシの人気が高くなっています。

ハナミズキは、外来種で 日本がアメリカに桜を贈呈した時のお返しに

頂いた樹木なので、正式には アメリハナミズキアメリカやまぼうし)

とも言っています。


この2種の違いは、 ハナミズキは、葉っぱが出る前に花が咲きます。

ヤマボウシは、葉っぱが出て 青々した頃に 花芽が伸びて咲き始めます。

丁度、この頃は 春の花が散ってしまい、咲く花が無い頃に咲くので

人気があるのでしょうかね。


また、咲いた後に 赤い実を付けます。

 

この実は、食べられます?!が、たぶん食べる人はいないと思います。

焼酎等に漬ける人はいると聞いています。


読者の中で、こんなヤマボウシが欲しい方は

私のプロヒールをクリックして、ホットメールアドレスまでご一報を下さい。

対処をしますね。


過去に於けるヤマボウシのブログ
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080508
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080929

http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090922



では、またネ!