総括:
今年の杏は、当家でも不作でした。
趣味の延長で杏の栽培をして、用途別に杏を収穫しているが
今年は、多少とも杏はあったが やはり、少なかった。
昨年の資料を引っ張り出して分析比較をして見ました。
全体量は、昨年を 100%として 今年は、35%しか収穫はなかった。
多少の誤差をいれても 約40%の収穫量でした。
去年より6割減に!
これを 何とか、多くのリピータ様に配分する為に
皆様に協力を求めて、一品種のみと限定して
最大依頼量を 5㎏ と定めての募集となった。
そして、
用途別の受注人数を決めて
5月初旬の頒布募集を行いました。
用途別受注計画
ジャム用 30名
シロップ用 10名
生食用 10名
6/12の杏収穫から 配分引当をしました
一応、受注計画予定量は完了しました。
そして、
ジャム用は +7人
シロップ用 +2名
生食用 +2名 様への追加配分が出来ました。
まあ、計画に対して いい確率での配分が出来ました。
当初は、受注の依頼者に 収穫、引当していて杏が終わったら
それで、「 今年は終わりです! 」 と
ご案内をして 皆さんをハラハラさせてしまいましたが
一応、依頼者に対しては、全員への配分が出来ましたことを
お礼を申し上げます。 ご協力を有り難うございました。
次に、杏の品種ごとの解析をしますと
平和
杏で一番に収穫出来る 今では、昔杏の仲間
用途、生食、ジャム、シロップ
昨年との比較 約8割減
4月の低温と霜の影響もあったが、昨年に枝の強選定を行いました。
これに寄って、実を付ける枝も少なかった事が原因と思われる。
山形3号(通称山3)
小粒であり、沢山の実を着ける。果皮の着色が良いが、その色に騙されて
収穫すると、酸っぱさが強い。完熟させると甘みと酸味のバランスがいい
用途、ジャム 干し杏
昨年との比較 約4割減
4月の低温と霜の影響を受けが、家屋の近くにあったので被害は少
接ぎ木の新月
親木(平和、山3)の枝に接ぎ木をした。
用途、ジャム用
昨年との比較 約7割減
4月の低温と霜の影響を受けた。
接ぎ木のハーコット
親木(信州大実)の枝に接ぎ木をした。
用途、生食 ジャム
昨年との比較 約4割減 思ったより少なかった。
4月の低温と霜の影響を受けた。
昭和
大きな実をつける。未熟で採ると酸っぱみがあるが
熟させて採ると、甘みとのバランスが程良い、熟すと落下が激しい。
これは、3ヶ所にあり別々に熟すので助かる。
用途、一般には、生食用ですが ジャム用として
昨年との比較 約4割減
4月の低温と霜の影響を受けた。
信州サワー
比較的小粒で、信陽杏との交配で誕生したので、お尻に突起がある。
楕円形で果皮の着色は美しい位、甘みが強い早生種
用途、 生食 ジャム
(写真、去年の)
昨年との比較 全減 ( 成木2本で全く採れなかった! )
4月の低温と霜の影響を受けたが、花芽も少なかった。
去年 77㎏も採れたのに 今年、ゼロに
新月
果肉は橙色で堅い。タネ離れも良い。晩生種
用途 生食 シロップ漬け ジャム
昨年との比較 約9割減 (去年は、豊作だった! 160㎏も)
4月の低温と霜の影響を受けた。
信山丸
果皮は、橙黄色 果形は、長楕円 果肉は、鮮明な黄橙色
肉質はち密で極上 タネ離れよい。小粒系
用途 丸ごとシロップに適す
昨年との比較 1.2倍も採れた 思った以上になった!
開花時期が少しズレて、助かった様だ。
信州大実
果実は大きく、陽当たりが酔いと黄色の地に鮮紅色に着色
玉揃いも良く、果肉は橙黄色でタネ離れも良い
3ヶ所にあるが、木が小さいので、大量に採れない。
用途 生食 シロップ ジャム 全てに良い
昨年との比較 約3割減 小さい木の割りには成った!
4月の低温と霜の影響を受けた。
信陽
小粒系で果皮は赤橙色です。お尻に突起がある。
食味は良好ですが、果肉に筋がある。早生種
用途 一般には生食用ですが、ジャム用として収穫して居る。
昨年との比較 約8割減 今年も期待したが残念な結果に
4月の低温と霜の影響を受けた。
おひさまコット
新しい品種 果皮は、橙黄色で糖度は高く、酸味が少ない。
用途 生食用
昨年との比較 約8割減 サンプル程度しか成らなかった!
4月の低温と霜の影響を受けた。
ニコニコット
果実は、短楕円形で中粒、果皮は橙色で糖度は高い
用途 生食用
昨年との比較 約2割減 思ったより採れた!
4月の低温と霜の影響を受けた。
イエローハーコット
平成31年の春にハーコットの苗として購入したが
翌々年に数個の実を付けたが、一般のハーコットと違い
果皮の色が黄色でした。糖度は高く、酸味は少ないが
やはり、ハーコットとは違い、サッパリした甘みあり
用途 生食
昨年との比較 約5割減 去年の半分程
4月の低温と霜の影響を受けた。
6/28に 究極の生食杏4点セットが採れた。
春の嵐で 収穫量が左右されてしまいます。
今年の 杏の花が満開だった 3/28では 予想もしていなかった。
しかも、それまで 1回も積雪がなかったのに
最初で最後の雪が大雪となり 満開の花は 雪に覆われた。
お陰で、その後に訪れた霜も重なり受粉出来ず、しても枯れた。
泣くに泣けなくなった年でした。
それでも、杏の収穫は、この長雨(梅雨前線)に左右される前に
収穫をする事で出来て幸いでした。
杏ちゃんの熟すのが 一週間ズレたら悲惨な事になっていたかも!
まぁ、こんな残酷な年もあるのですね!
果たして、来年は どんな感じになるだろうか?
皆さんも、思いっきり 神 に祈って下さいね。
リピータ様から 杏を指定して注文ができますか?とご意見がありました。
「 指定して依頼は出来ますが、量も限られているので 」
「 出来る事もあります。」ので
希望として依頼をして下さい。
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