今年の杏は、不作気味と 連日、伝えているが
あの憎き、低温と霜に遭わなかった杏もあります。
で、去年よりは少ない収穫量と見込むが!
それは、「 信州サワー 」 と言う 新しい杏です。
昨年から 本格的に頒布を開始しました。
5/7撮影
能書きによると
長野県の果樹試験場が信陽(尾っぽのある杏)とL62で
交配育成をした品種で
果実の大きさは、40~80gで楕円形で果頂部は突型
果皮の地色は橙、陽光面の着色は中、果肉の色は橙で、
果肉繊維の多少、果肉の粗密及び甘味は中、酸味は多である。
糖度は12~13%で「平和」「信州大実」と比べて1~2%高い。
酸度はpH3.6程度で「平和」「信州大実」と比べて少ない。
収穫期は6月下旬頃で「平和」「信陽」よりも成熟が4日程度遅く
「信州大実」より1週間程度早い。
生食のほかシロップ漬けやジャムの加工に適する。
去年の写真
今年も 「 生食用 」 と 「 完熟ジャム用 」として収穫をしたい。
昨年は、この信州サワーを 10名様達に頒布をした。(記録上で)
その方からの批評を書きますと
1人目の方
追熟して生でいただきました。
初めての信州サワーです。小粒でこれぞ杏!って感じ。
2人目の方
ハーコットとは違い、最後まで酸味がある品種。
私には生食と言うより、加工に回した方が素晴らしい
出来になりそう予感がしたので、ジャムと杏干しにしてみました。
ジャムは、いつも作る砂糖分量20%でも酸味を感じましたが、
それがヨーグルトに入れると酸味がほんと美味しくて、
すぐになくなりました。
写真を撮るのを忘れるくらい(笑)
3人目方
前回もらった信州サワーは、3日おいても柔らかくならないし小粒で、
これは失敗かも、ジャムにしてしまおう。と思ったけれど、
固いけれど食べてみたら、甘さと酸っぱさがあり、
小粒ですが味がしっかりしていて、素晴らしかったです。
ジャムにしなくて良かった。
やはり、皆さんは 生食の王様 ハーコットと比べてしまう
ハーコットは、日本の杏とカナダの果物との交配なので
酸味が 薄いので 食べやすいのですね。
この信州サワーは、日本での交配なので 酸味もあり
人気もあります。
昨年は、2本の樹で 70kg程度の収穫でしたので
確定量として 50kgを定量として
それ以上を 補欠扱いでの受注と思っています。
それに 「 信月 」と言う品種
この樹が育つまでは、接ぎ木の信月での対応をしていた。
これも、昨年から本格的な受注をしました。
5/7撮影
例によって この杏の能書きは、
これも、長野県で育成された品種です。
成熟期は育成地(長野県須坂市)では7月中下旬に成熟する晩生種。
「信州大実」より4~5日遅い。
果実の形は短だ円形。果実の大きさは80g程度で大きい。
果皮は橙黄色で、陽光面の着色は少ない。裂果の発生は少ない。
果肉の色は橙色。糖度はBrixで10%前後。甘味は中程度である。
果汁の酸度はpH3.4程度である。核は離核である。
生食用及び加工用に適し、加工は二つ割シロップ漬け用に適する。
去年の写真
これは、従来と同じに 「 シロップ用 」として
収穫しての発送と 思っています。
先程、コメントが届いた
初めて作ったあんずのシロップ漬けです。見よう見まねで作ったものですから、
ビンに対してあんずの分量が少なかったのでしょうか。
たっぷりシロップを入れたつもりでしたが、あんずが空気に触れていたのか、
黒く変色したあんずができてしまいました。tさんののお母様直伝のレシピを
是非お教え頂きたいと思う次第です。
でも、ほとんどは上出来で、大変美味しく頂きました。
所で、シロップ漬け用の杏をお買い求めした方からの
感想(加工が上手くいったのか? 失敗したのか?)が届かない。
加工をし、完成品の写真は多々 届きますが 肝心の 味の評価が来ない!
冷え冷えで食べての味や完成度についての感想も届かない!
食べるまでの期間があるので、忘れられている様です!
杏の作り手からしてみれば、非常に残念である!!
数ヶ月後でも メールが欲しい!!
今日は、この2品種を紹介とします。
今後、順次 他の品種の状況をお伝えしますね。
追記 毎年、多くの方よりご依頼を受ける
親戚の畑のハーコット 全滅に近い!
大粒のハーコットは、今年はありません。
昨年から出荷を始めた イエローハーコットは
10kg程度を考えています。
じゃあ、またネ!
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このブログには、サブブログがあります。
それは、近くの神社でのかたくり祭の実行委員長をしている関係で
「 八王子山のかたくり祭 」 と言う名前になります。
https://kt2343jp.hatenablog.com/
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