樹上完熟 最後の収穫 『キュウィ』 

この所、長野でも夜中に雨が降ったりハッキリしない天気が続く今日この頃ですが、久々に今日は天気になりました。
庭および家庭農園の周りは、落ち葉 落葉で大変な事になっております。
日々、落葉の回収に追われている中で、今日は『キュウィ』の収穫をしました。


今日の収穫に漕ぎ着けるまでに、今年のキュウィは大変な目に遭いました。
それは、昨年の正月に大雪が降り、キュウィの棚が壊れてしまいました。
今までの棚は、完全な物でなく、一番太い「ビニールのイボ竹」で組み合わせた物でしたので、程々の雪では問題が無かったのですが、昨年の豪雪で「エライ」事になってしまいました。
雪が消えるまで、全く手の付け様がなかったのです。


3月になり、やっと雪も消えたり降らなくなったので、本格的に「パイプ」を使って組みました。
所が、キュウィの木はジャングル状態でしたので、この為に「強剪定」をする事になりました。
まあ!今年は成らなくてもしょうがないや!と思い、出来るだけ簡素にしました。
そして、パイプで作った棚に何とかくくり付ける事が出来ました。



完成したキュウィの棚です。


4月の初旬頃になると、芽吹きが始まりました。もしかしたら成る?かも


5月の初旬頃になると花芽が見え始めました。(写真の丸い物)


5月23日頃になるとハッキリした花芽に


5月29日にヘイワード種が満開になりました。(写真の中央に白い所がある物がメスです。)


キュウィはオスの木とメスの木があり、メス花だけでは実りません。
所が、この満開の時に問題が発生!!しました。
なな〜なんと!オス花が無い!! つまりオスの木も強剪定してしまい、花芽は「出ません」でした。
アリャリャ!! このままですと今年は全滅になってしまいます。


そこで、近所のキュウィを作っている畑へと思い、自転車で出掛けたがあまり作ってはいないのである。
やっとこ一軒見つけたが、オス芽の花が咲いていない!ガク〜ン!!
今度は、車でキュウィの苗木を売って居そうな店を探しに出掛けました。
やっとこの思いで、KHホームセンターで丁度、花の咲いているオス苗木を見ッケ!!
1本買って来まして、取り合えず植木鉢へ植えてから、オス花を手に取って脚立に乗り、我が家のメス花に人工受粉をしました。


お陰で6月の初旬に写真の様に、実らしい物が。。。


今度は、コールデン種のメス花が咲き始めました。
ところが、買ってきたオス苗木の花は、もう散ってしまい役にたちません。
近所のキュウィ畑へ直行したら、オス花が満開でしたので、2〜3花を失敬して来て、人工受粉をしました。


6月の中旬になると実がハッキリして来ました。
ヘイワード種
ゴールデン種


何とか人工受粉も成功して6月末頃には、こんなに大きくなりました。


我が家では、キュウィの収穫は葉っぱが落ち始めた頃に収穫をしています。
以前に、完全樹上完熟させる為に葉っぱか落ちて1月になってから収穫したら、実が凍みてしまい全滅の事がありましたので、この時期に行っています。

葉っぱが、この所の寒さで枯れていますね。 もう落ちる寸前です。 触ると落ちます。


6月の初旬に人工受粉し約5ヶ月で、こんなに成りました。


結局、ヘイワード種は7.5㎏の収穫が出来ました。


ゴールデン種は、たったのこれだけでした。1㎏


大きさも、こんなに違いました。(左ゴールデン、右ヘイワード )


ゴールデン種は中が黄色の物で、ヘイワード種は普通の緑色の物です。

さあ、無事に収穫が終わりましたがオスの苗木が1本余計になったので、この苗木とゴールデン種の2本を移植する事にしました。

家庭農園の真ん中に鉄パイプの棚で「巨峰ブドウ」がありましたが、素人が頑張ってみても専門家の様に美味しい巨峰が出来ないので、入れ替える事にしました。
「巨峰ブドウ」さん、ごめんね! 開墾して破棄しました。

そこへ、キュウィを植え替えました。
 ゴールデン種
 オス苗木


まあ、来年は今年程度に1㎏収穫出来れば良いところでしょう?!
再来年に期待します。

ヘイワード種の棚も来年にはオークション出品も可能と思われます。
後、期待してね!


私の7月26日ブログ日記にも「キュウィ」編がありますのでご参考に!


以上、 またね。。