冬の北横岳へ

2日(金曜日)の朝、親友のT君より「 3日(土曜日)に写真を撮りに行くよ!夜に電話を 」と電話があった。
その夜に天気予報で確かめたら、天気が良さそうなのでOKの電話をしました。

翌日の朝起きると晴天で、最高の撮影日和でした。

8時にT君の家へ愛車で向かい「 何処へ 」「 誰の車で 」と聞いたら
南の方面へ。。。! 結局、私の愛車で「 北八ヶ岳にあるピラタスロープウェイ 」へ向かう事にしました。


「 ピラタスロープウェイ 」とは、北八ヶ岳連峰の横岳の麓にあり全長2147mのロープウェィで標高差466mを約7分で昇る101人乗りです。
終点の横岳山麓には「 坪庭 」と言う溶岩台地があり、この山麓を利用してスキー場もあります。


考えて見れば、このロープウェィへは独身の頃(1974)に彼女と行った事がある、そんな昔からある景勝地です。
また、昨年の夏に妻とも出掛けてた古の場所です。


もちろん、景色は八ヶ岳連峰、南アルプス中央アルプス御嶽山北アルプス信越五岳などの展望が楽しめる所です。

今回も沢山の写真を撮ってきましたので、その展望をお楽しみ下さい。


長野県の地図で真ん中より少し右の所です。

自宅からは、一般道で上田 〜(旧武石村) 〜 長和町(旧長門町、旧和田村) 〜 大門峠を経由して
白樺湖 〜 ビーナスラインを抜けて行きます。約2時間程です。


いつもの様に、途中のコンビニで、にぎり飯、みそ汁、非常食(パン)、飲料等を調達して向かいました。


10時頃に駐車場に到着しましたら、当然に駐車場はスキー客等で満員状態でした。
ここのスキー客は、中央道経由の他県番号の車が多かったです。



早速に冬山登山の準備をしました。
完全防備で、それにT君よりもらった「 スノーシュー 」も持ち、今回も気合いを入れてフィルムカメラ(今回は望遠レンズ2本)やデジカメを持ちましたので。
カメラ装備だけで3㎏以上あり結構な重いリュックになりました。


最高の天気でしたので、当然にロープウェイは満員状態でした。


約100人からのお客さんが乗れますが、9割はスキー客で残りが登山客でした。


冬の「 坪庭 」です。


終点のロープウェイから坪庭の展望の良い所へ移動して180度の景色を楽しみました。
皆さんも、お楽しみ下さい。


正面に単独峰の「 御嶽山 」(おんたけさん)が見えます。


正面より、やや左に


正面より、もう少し左に


正面よりやや右には、北アルプス全山が見えるがその一部を


また、後ろ側を向いて左に


それから、正面では


ここは、海抜が2300m程度の為にイマイチ展望が悪いので「 北横岳 」への冬山登山をする事にしました。
無積雪で1時間程度と事でしたので、登る事にしました。
私はスノシューを履いての山登りは始めての経験でしたので
頭にはも不安と楽しみが交差しておりました。
親友のT君は慣れているらしく、ガンガンと登って行き、段々と離れていました。
私はマイペースで歩いては止まって写真撮りに熱中していました。


この時期の坪庭(溶岩台地)には、風と雪が作った自然の造形が沢山ありました。


どうも、この山を登るらしい!(ハゲた山)

写真の右の林を登って行くらしい?!


平らな道でのスノシューの走行は最高でした。


昨年に夏に来た時の「 茶臼山 」(ちゃうすやま)の写真と比べて見て下さい。


少し撮影ポイントが違いますが、様子は判ると思います。


いよいよ登りになりました。


坪庭を見下ろせる所へ来ました。

中央が坪庭で右の山が茶臼山、左が縞枯山(しもがれやま)になります。


今まで見えていなかった、南八ヶ岳連峰が。。。

中央の山の拡大 阿弥陀岳(あみだだけ海抜2805m)と思われます。


段々と登りがきつく。。。


結構な高さになって来た。 中央に坪庭、一番後ろの山は南アルプス、真ん中が南八ヶ岳
右の白い建物がロープウェイの終点駅です。


登山道も林の中を


雪に埋もれたシャクナゲ


結構、登ったので今まで見えていなかった、反対側の展望が(上信越の山々)


浅間山


また、佐久側の山々も


山梨県側も


北横岳の山頂直下に「横岳ヒュッテ」と言う山小屋があり

ここで、昼飯としました。
携帯ガスで暖かいみそ汁とおにぎりが。。親友のT君より「ブランディー入りのチョコ」も


食事している所の周りにも、雪と風の造形が


北横岳南峰の直下は風も無く、南八ヶ岳の展望は最高でした。


それから、昨年2回もチャレンジした金峰山も(きんぷ、又はきんぽう)


群馬県の溶岩台地の「 荒船山 」も


あと、少しで北横岳南峰の頂上だ!


登頂!北横岳南峰の頂上


こんな具合に、最高の天気でしたが
ここは、冷たい強風で「とてもとても」長居は出来ません!!
親友のT君は北横岳北峰へ逃げて行った。
北横岳北峰は、裏側の上信越方面の展望が良かったとの事でした。
これが北横岳北峰の頂上です。


私は、その強風の中で写真撮影に没頭していました。
たぶん、体感温度は−10℃以下でした。
こんな感じの服装で上着はダウンです。


カメラの望遠もやや堅くなってきたり、T君は携帯電話で写真を撮ったらシャッターを押したら
それっきりで動かなくなったくらいです。


それでは、頂上からの展望を
一番近い山は

昨年の10/9に飯縄山より撮影した蓼科山(右)や八ヶ岳のシルエットです。

やっぱり、お椀の様な形ですね!


北の方面を見て左側より

そして拡大すると


それより右へ


さらに右へ


さらに右へ


今度は、南八ヶ岳方面を

中央左の平らな山は硫黄岳です。中央右の高い山が主峰赤岳です。


その硫黄岳を

このガケは昔の火山での火口と言われています。


そろそろ下山しないと、ここで凍死してしまいそうでした。
下山開始!
結構な急坂なので!!

スノーシューでの下山も初めてでしたので不安はありましたが
登り以上に楽でした。


登山道の脇にはシャクヤクがありましたが、写真の様に葉っぱが下を向いていました。


また、


下って来たら、午後の3時半頃でした。
下りのロープウェイは登山者のみの為、5人様のみでした。


駐車場は未だ、スキー客で一杯でした。


愛車に乗って、写真撮影ポイントのパート2へ移動する。
移動中の道路より蓼科山を望む


蓼科山の全景


実は、写真撮影ポイントのパート2は八ヶ岳の絶景ポイントなのです。
しかも、狙いは夕日に染まった。。と行きたいが!


八ヶ岳の横より


しばし、ご覧下さい。

左、主峰の赤岳 隣の△山は阿弥陀岳です。


蓼科山(左)や登って来た横岳(中)を望む


夕日があたる八ヶ岳連峰


まあ、最高の天気でしたので沢山の写真が撮れました。フィルム写真は40枚程度を

最後までご覧を頂きまして有り難うございました。

では、またネ!!