先日の 「 春の嵐 」 により
あんず畑は、残念な事に「 霜 」の被害を受けてしまいました。
4/4 最低気温は−3℃、4/5は−2℃と冷え込みました。
親戚の杏畑は、被害を受けてしまいました。
これによって、開花した杏の花も、ご覧の様に 「 茶色 」 になっています。
これは、深夜未明に杏の木に「 霜 」が降りて花を凍らせてしまったのです。
花芽の時は、殻に囲まれているので氷点下10℃前後でも大丈夫ですが
一端、開花してしまうと氷点下の温度には弱くなってしまいます。
杏の枝でも、一見みても判りませんが
上部にある花がやられてしまいます。
下部は良さそうです。
最悪の場合は、枝まで死んでしまう事もあります。
この「 霜 」の被害も、全ての畑では無く
部分的なので、厄介です。
風があったりすると、「 霜 」の被害は少ない様です。
当地よりもっと北の地域では、被害を少なくする為に、畑に大きな扇風機を設置して
畑内の空気を攪拌させている場所もあります。( りんご畑 )
その昔は、「 霜 」が降りる頃に
農家で深夜に畑で「 古タイヤ 」や「 薪 」を燃やしたそうですが
今日では住宅や環境等もあり、そんな事はできません。
まあ、天災として諦めるしか無いのが実状です。
この近隣を一回りしましたが
やはり、多少の「 霜 」の被害が確認されました。
千曲川の河川敷でも
当家の周りでは、あまりありませんでしたが
今月の末頃から農家では「 摘果 」が始まりますので
その頃には、生きている実がどの位あるのかハッキリしますので。。。
私は基本的に「 摘果 」はしません。
だから、果実も小さいし変形果実もありますが!
ここら辺で、これだけの被害があったので
他の所でも、被害があったと思います?
例の「一目百万本」の名所である森地区では
どの程度の被害なのかは、未だ未定ですが
今年の杏の価格にも多少は響くのではないかと心配しています。