今月始めの 「 春の嵐 」 により
当家及び親戚のあんず畑は、残念な事に「 霜 」の被害を受けてしまいました。
( 参考4/5のブログ )
4/4 最低気温は−3℃、 4/5は−2℃と冷え込みました。
これによって、開花した杏の花も、ご覧の様に 「 茶色 」 に変色しています。
これは、深夜未明に杏の木に「 霜 」が降りて花を凍らせてしまったのです。
花芽の頃は、殻に囲まれているので氷点下10℃前後でも大丈夫ですが
一端、開花してしまうと氷点下の温度では、受粉しても実りませんし枯れてしまいます。
被害状況としては、杏の枝でも
この「 霜 」の被害も、全ての畑では無く
部分的なので、厄介です。
今頃の時期は農家で杏の「 摘果 」が始まりますが
今年は「 摘果 」する程、実が成っていません!!
実の付いた物は少ないです。
つまり、「 摘果 」の必要なしの状態です。
親戚の生食用の最高峰「 ハーコット 」は 全滅状態 ですし
加工にも生食にも良い「 昭和 」「 信州大実 」も 良くない です。
そんな状況下でも、「 霜 」に合わなかった枝では
確実に実が付いていますが。。
この為に、今年のオークション販売等の量は
かなり 激減 が予想されます。
もう少し、しますともっと確実に、枝に実が付くのが判りますので。。。
逐次、ご案内を致します。
私は、いつも「 摘果 」はしませんが
今年の様な状態ですと摘果したと同じとなり
我が家の杏の実は、大きく成ると思いますが
何しろ、実が少しなので収穫が出来るか心配です。
ここら辺で、これだけの被害があったので
他の所でも、被害があったと思います?
例の「 一目百万本 」の名所である 森地区 では
平地では、私の所と同じ頃の開花でしたので被害がある様です。
また、少し奥の山手側では未開花だったので被害は無かった様です。
今年の杏の価格は 値上がり が予想されます。
確かに、今年の春の気候は異常と思われます。
暖かい日が続いたと思えば、この時期に珍しい寒気が入り
植物に取っては、最悪な年かも?!
そんな中でも我が家の庭では、
「 小粒のプルーン 」や「 和梨 」、「 ラ、フランス梨 」、
「 ジュンベリー 」の花が開花しています。
「 和梨 」
以上、近況報告でした。