この所、当地でも暖かい日々が2日も続いています。
杏の花も散り始めましたが、その代わりにプラムの花は満開です。
また、ジュンベリー( 6月のベリー )の花も咲き始めました。
そんな中、あまりに気温が高いので、メタボ殺しに里山へ出掛けました。
聖山へ向かうべき、千曲市桑原( くわばら )地区から
佐野川渓谷を遡り、樺平へ出て県道の501号を経て
聖パノラマスキー場へ出ます。 このルートが最短かもね。
里では、桜が満開なのですが、501号線脇には雪が残っていました。
聖パノラマスキー場の脇道より、聖山へ登り上げる林道は両側に雪が!!
そして、501号線 三和峠経由で聖湖まで行き、突っ切って一本松峠経由で
冠着山へ行くことにしました。 今回は、愛犬モコはお留守番です。
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=54385055&slidex=800&slidey=0
丁度、一本松峠近くの沿道にはヤナギの仲間のバッコヤナギ( 別名ヤマネコヤナギ )が
冠着山の裏口駐車場には、3台も車が止まっていました。
聖山での道草で、昼飯時間が過ぎていましたが、
登山靴に履き替えて、リックを背負って登り始めました。
今年になって4回目の裏口入山でしたが、もう登山道には雪も無く快適でした。
そして、この時期には 山野草の芽吹きや花の開花があり
楽しませてくれました。
こんな所にって感じで、アズマイチゲが、ちょっとした群生で咲いていました。
頂上へ着いたら、誰も居ませんでした。 駐車場の3台の車の人達は?って感じ!!
ちょっと遅い、昼飯タイムを おにぎりにインスタントワンタンとドリップコヒーを
頂上近くで、おにぎりを食べながら山野草を散策しました。
キバナノアバナ ユリ科 初めて見ました。
昼食を食べてから、一旦 急坂を坊平側へ下りました。
目的地は、「 坊抱岩(ぼこだきいわ) 」 へ
http://www13.plala.or.jp/s-kimoto/new_page_750.htm
この地区では、子供の事を ボコ と言います。
この岩は、初心者のクライマー達が登る岩で
冠着山の山頂から、少し下った所( 結構、下った!! )にある( あるはずの! )。
実は、その場所へは私は初めてなので、行って見たかった場所です。
その昔は、大きな岩に子供を抱いた様に見えた岩でしたが
例の松代地震の時に、その子供岩が崩れてしまったので、現在は母岩のみです。
分岐点まで降りて来ましたら、坊抱岩(ぼこだきいわ)がやっと見えました。
その途中で、エンレイソウを見かけました。
また、アズマイチゲの大群落地を発見しました。
段々と、坊抱岩近くへ来ると 雄大な岩が
そして、近くで この地区では珍しい 雪割草の原種の ミスミ草 も発見しました。
今回の裏口入山の冠着山は、この時期でしたので
私としては、色々な発見があり面白かったです。
尚、環境省版レッドデータブックで絶滅危惧?B類、長野県版レッドデータブックで絶滅危惧?A類に
分類される希少種も発見しました。
車は反対側にあるので、こんな急な登り道を登って、冠着山頂上へ
そして、裏口の駐車場へ戻りました。 それにしても疲れた!!
今年の裏口登山のブログ
パート 1 http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080115
パート 2 http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080126
パート 3 http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20080325
じぁあ、またネ!