浦倉山へ

昨日、友人T君と山へ登るの話をしていて

四阿山(あずまやま)へ群馬県側から行って見るかって決まり出掛けましたが

当初は、麓のバラギ高原嬬恋スキー場のロープウエーでと簡単に考えていたが

色々と、山の参考書を読むと あのロープウエー( パルキャビン )は、
http://www.palcall.co.jp/palcabin/

無雪期は、8月とかお盆だけしか動いていない事が判り、

結局 簡単に2000mの稜線に行かれない。 つまり約1時間半の時短が不能となったので

四阿山への楽珍登山は、中止となりました。


その変わりにロープウエー終着駅近くのピーク 浦倉山 2090m へ登る事にしました。


当地からは、国道18号線を上田へ  144号( 上州街道 )を菅平口から右に折れて

鳥居峠を越えます。 そして、群馬県嬬恋村からバラギ湖へ向かうパノラマラインを通り

バラギ高原嬬恋スキー場の駐車場へ 約1時間半程度で着きました。



当然に、この時期ではスキー場も閑散としており、大きい駐車場にポツんと数台が

この駐車場の右脇から、登山道が始まります。


後を振り返ると、高崎、前橋方面より 浅間山を望むと 隠してしまう山 

つまり、浅間隠山が 遠くに良く見えました。 △の山


こんな感じの、良く整備された登山道ですが、どうも傾斜がなるい(少ない)登りで


周りの景色も同じで、これ又、結構な(疲れる)道でしたが

登山道脇には、こんな山野草が咲いており 楽しませてくれました。

白い小さな花 ツマトリソウ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6


皆が知っている? イワカガミ 丁度、満開でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%82%AB%E3%82%AC%E3%83%9F


また、乾いた川の脇には 大きなアカヤシオの木も満開でした。
http://www.geocities.jp/mr_keik/hana041.html


この山は、その昔 火山だったので 火山灰( 黒土 )に覆われており

雨は土壌浸透してしまい、乾いた川が多いです。


山へ行けば、いつも迎えてくれる ショウジョウバカマも 咲いていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%9E


登り始めて、40分ほどで 野地平 と言う まあ、昔の湿地帯へ着きました。

こんな感じに整備されていますが、何しろ土壌も積もり 笹が茂っているので 

高山植物等は、繁殖が難しい環境となっている様です。


それでも、小梨の花が咲き始めていました。


ここからは、白根山 横手山 が 望めました。

 

そして、本道へ戻り だらだらの長い登山道を 汗を拭き拭き登って行きました。


コミヤマカタバミと言う 小さな白い花が咲いていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F

葉っぱは、クローバの様でした。


そして、11時半頃に 2090mの 浦倉山へ到達しました。 景色はイマイチでしたが

木々の間から、四阿山 2354m を望む事が出来ました。

北斜面には、残雪も見えました。


ここで、ちょっと早い 昼食となりました。


ここから、四阿山へは 片道約2時間も掛かります。 つまり往復で4時間弱でしたが

今日の天気予報では、午後5時前後に雨が降る予報でしたので

四阿山への登山は、中止して 戻る事にしました。


ただ、同じ道を下るのは つまらないので ゲレンデを下る事にしました。

ゲレンデまでは、こんな感じの笹道を行きますと


パッと開けた、ゲレンデへ  タンポポの様な黄色の花が一面に

リフトの足を、ただひたすら下ります。


途中で、万座温泉( 中央の白い所 ) と 横手山 が 望めました。


この林の向こうが、来る時に寄った 野地平 です。


左に駐車場が  そして、右に バラギ湖を望む


こんな、スキーゲレンデを下って来ましたが お陰で 山ウドのオンパレードです。

タマネギを入れる網袋に一杯の収穫でした。

これを天ぷらにして、ビールを飲むと最高です。


そして、ゲレンデの脇の林の中を覗いたT君が騒ぐ!!

何と、大株の クリンソウ を発見したのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6


リックを置いて、カメラを持って 林の中へ

まあ、自然界で こんな素晴らしい 大きな クリンソウは始めて見ました。


やはり、丁度 咲き始めた株でした。 近くには、子孫の子供達が

花を拡大撮影しましたので、ご覧下さい。



まあ、山野草やでも こんな素晴らしい大株はありません。



駐車場へ無事に着き、ここから数分で 嬬恋バラギ温泉があるので

一汗流しに向かいました。 料金は¥500円で

総ヒノキの湯船で、気持ち良かったです。 ただ、野天風呂が無かったのが残念でした。



そして、自宅へ5時に到着!  愛犬のモコが喜んで、散歩へ



只今、2009年度 『 杏の頒布予約 』 を 受付しております。

ご購入をご希望の方は、下記のブログサイトを読んでメールを下さいね。
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20090515


今週の末頃 で 予約を 終了します。


終了後は、実際に収穫して余裕がありましたら

このブログ誌上やヤフーのオークションサイトで募集をする予定です。



尚、新月種、信山丸種、は 定量に達しましたので、ご予約は出来ません。


もちろん、ブログにて その情報を載せる予定です。


明日は、親戚のサクランボ農家へ行って、様子を伺って来ます。


では、またネ!