4月の末頃から咲き始めたハナミズキも
これで、風が吹くと 花びらが 一枚、一枚と落ちて タネ坊主へ変身へ
また、庭で咲いていたツツジ群も もう、終わりに近いですね。
春の花が終わると 花木達は、若芽が大きく開き 真緑色に変化する。
そう、咲いている花が無くなるのです。
そんな時期に ヤマボウシと言う花木は
ハナミズキが庭で全盛期の時に じっと茎を背伸びさせて 花芽を大きくさせています。
そして、ハナミズキが落ち目になった頃に その存在を表します。
そんな 朝露をもらったヤマボウシを見て下さい。
これが、我が家のヤマボウシの原点の1本です。
本来は、紅花ヤマボウシとして購入したが、年々 白っぽくなってしまった。
理由は、? であるが どうも、土が酸性かした様である。
試しに、今年は苦土石灰を蒔いて見た。 果たして?!
もう、1本は、この隣に植えてある
ミストと呼ばれている 葉が全く違う 白花ヤマボウシです。
皆さんも ご存じと思いますが 白花のハナミズキもヤマボウシ達は
咲き始めの頃は、花びらが 薄黄色をしています。
その実を 野鳥達が 食べます。
そして、中に入っているタネを 糞と一緒に撒き散らします。
タネの回りに 肥料が付いて 落下したタネは 運が良いと 翌年に芽を出します。
私は、たまたま この2本のヤマボウシが植わっている近くの電柱下で
発芽した小さな苗を見つけて 抜いて 育てました。
2年目頃になって その葉を見て
あっ! ヤマボウシだ!! と 判りました。
それから、色々な文献を読んで ヤマボウシの増やし方(実生)を知りました。
それから、毎年 秋になると 熟したヤマボウシのタネを収穫しては
黒ポットに植えました。
ヤマボウシのタネ袋の果肉は、不思議に発芽防止の役目があるらしい
つまり、丸ごとタネ袋のまま 植えると 発芽しないのである。
この為、収穫した種を バケツに水を入れて
コレ、結構 面倒な作業です。
その作業を記録したブログです。 見てね!
http://d.hatena.ne.jp/kanjuku107/20140918
キレイに洗ったタネ 出来るだけ 大きな物を選んで
これを ポットに植え付けます。
ある程度、大きくなったら( 2か3年目の秋に )黒ポットへ
植え替えます。
今日まで、何百本を植えた事か!
そして、これを 何回か 黒ポットの大きさを変えて育てます。
花を咲かせるまで 6〜7年以上は 掛かります。
ちゃんと、まじめに飼育すれば 5年で咲くかも?!
夏の乾期に 日々の水くれ や 冬期の霜よけ、雪避け など
それでも、手塩に掛けた 苗が 初めて 花を咲かせた時は感動ものです。
確か、私の場合は7年目だったと思います。
赤花と白花を近くに植えたので 虫達や風の花粉交配で やっと咲いた花は
多少、色混ざり品となりました。
また、赤花のタネを植えても 9.5割以上は 白花になります。
なかなか、難しいです。
ハナミズキでは、過去に数本の 赤花が出ました。
ヤマボウシは、
必ず 前年度の秋に 花芽を形成するので 翌年に咲く!事が判ります。
そして、1m前後になったら 地植えをします。
お陰で 現在 我が家の回りには 数えて見たら 21本も植わっていました。
もちろん、中には 購入した 珍しいヤマボウシもあります。
常緑ヤマボウシ(冬に葉が残る)
こんな方法で 実は、ハナミズキの実生苗も育成して 植えてあります。
つまり、我が家の回りは 7割の花木が ヤマボウシとハナミズキなのです。
もちろん、ネットを通じて もう、数百本の苗が
全国へ 嫁入りや養子に行っています。
たぶん、今年も 咲いているでしょうかね!!
もし、咲いている方! コメントを下さいね。
今でも このブログ記事を見て 時々、依頼が現在も届いています。
まぁ、ヤマボウシの花が咲くと もう、初夏が近いです。
そして、6月の中旬頃になると 杏ちゃんが薄黄色になって来ます。
今年は、例年より暖かい様な気もしますので
6月末頃には 杏ちゃんの収穫があるかも??!!
じゃあ、またネ!
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