中西山への登山

信州山岳クラブ著の信州「山歩き」の本に記載の記事に魅せられて登山を計画し、例のアンズを提供してくれた親戚と2人で登るはずであったが、前日にダメとの事で9月2日に単独で行きました。

今回も写真をふんだんに盛り込みましたので見てね!

信州「山歩き」の本には、稜線に出るとブナ林の風景が一変し、北アルプスの北部や雨飾山高妻山など戸隠連峰を見渡す事が出来る。。。と書いてありましたので写真好きな私としては、意気揚々と出掛けました。

まず、場所ですが
地図で見て、長野市の左奥に鬼無里(きなさ)村(現長野市)があり、その北奥に東洋一のミズバショウ群生地がある奥裾花自然園の西に連なる幾つかのピークの1つです。
早朝に自宅から車で向かい途中で朝食と昼食を調達をする。(時間にして1時間半程度) 
鬼無里の村中を過ぎ、奥裾花自然園近くで入園料¥400円徴収される。
さすがに、山奥で道路の両側が切り立った崖の連続で「落石注意」の看板が沢山ありました。
アレ!と思ったら、前方に1匹の野ザルが出現!話に聞いていたが、私は初めて見た。逃げて行ったが。。

登り口の東洋一のミズバショウ群生地奥裾花自然園は6月の初旬には、観光客の為に長野市からバスが出る位でさぞかし賑わっていただろうが、駐車場へ到着したら私一人きりでした。

今回の荷物は、いつもより重い!
北アルプスの北部や雨飾山高妻山など戸隠連峰が!!
この文章に魅せられて、持っている撮影機器を用意したのが原因だった。当たり前だが!
MFカメラ 2台 デジカメ 1台 300㎜望遠レンズ 1本 三脚 それに水2㍑。。
肩に、腰にバッチリ来ました。

登り口からの戸隠連峰 有名な奥社はこの反対側にあります。つまり裏側となります。

登山道はブナ林を行く、森林浴には最高よ!

春のミズバショウも夏にはオバケ!

この時期は花も少ないが、きれいなチョウが

山野草の開花が少ないが

ハクサンフロウ?
トリカブトの仲間
名前不明1
名前不明2
これが、山菜の「コシアブラ」若芽を天ぷらにすると最高!!

ブナ林の中にも「トチの大木」があり根元の近くには

「トチの実」が沢山落ちていました。たぶん、リスやウサギなどの好物だろう思います。
この写真も物は、持ち帰りになりました。趣味の園芸で「発芽」に挑戦します。

急坂の登り途中に「京清水」と言う冷たい清流が、

稜線まで僅かな距離ですが、さすがにきつい登り坂でした。
ふと、振り返ると奥戸隠連峰の主峰「高妻山」(右)と「乙妻山」(左)が

きつい登りを1時間半、やっと稜線へ
稜線の鞍で見た「室津山」(右)、左奥に「焼山」を望む

中奥に「妙高山」と右奥に先日登った「黒姫山」が

奥裾花自然園の全景と直登した斜面が

やっと見えた! 北アルプス
右中央が「白馬の大雪渓」、右のピークが「白馬岳」左側中央が「杓子岳」左が「白馬鑓ヶ岳」

実は、これを楽しみに出掛けたのだ! 登りの疲れも吹っ飛んだ!

これが「中西山」の頂上だ! 結局、この日の登頂は私一人だけでした。

頂上から見た、白馬連峰を望む

現在でも活火山の「焼山」です。

まあ、正直言って山頂からの眺めはイマイチでした。
やはり、木々が芽吹く前の頃が良いかもしれませんです。
帰りの「撮影機材」の重いこと重いこと!!
道端に初秋なのか「きのこ」が、もちろん毒キノコですが。。

下山中に見かけた小さな池に「オタマジャクシ」がいたが、未だ後ろ足だけだ!
やっばり、今年は季節が遅れているのかな!

トンボ達も盛んに

まあ、今回は登山口まで車で往復3時間、登山が往復で4時間とハイキング程度でしたが「撮影機材」が多すぎた事と全く一人きりで「熊」に会わなかった事が一番かな!と思いました。

次回は何処へ登るか未だ不明ですが、お楽しみに!