緊急報告!

樹上完熟杏ファンの皆様に親しまれて来た新月 』種の杏の木が枯れてしまいました。

自分が植えた唯一の杏の木だったので、悲しいです。
この『 新月 』は、杏の中でも一風変わった種類でした。
他の杏より早く花が咲き、一番遅く収穫する物でした。
少し果肉が堅い様な気がしますが、生食は元よりシロップ漬けなどには最高の品種でした。
山ばかり登っていたのか?それとも今年の気候の世なのか?
もしやしたら、今年もう一品種( 南部八助 )を購入する事で意地を曲げたのかな?!
たぶん、思うには根っ子もしくは幹に虫が入り、弱ってしまったのではないかと思います。


この『 新月 』単独の木は我が家や親戚も含めて1本しかありません。悔やみます。
しかし、この枝を幾つかの種類の杏に「接ぎ木」をしてあり、当家では毎年、収穫もされていますので
新月 』の供給は可能と思われます。
また、今年の春に親戚の杏の若木にも「接ぎ木」をし、幾つかが成功していますので
数年後に期待出来ます。


ここで、ありしの新月を写真でご紹介します。

2006年3月30日 厳寒の冬も終わり春めいた日の朝に雪が蕾に


2006年4月4日 今年の春は遅かった 開花寸前


2006年4月7日 やっと開花


2006年4月15日 満開(手前の木)


2006年4月20日 花びらが散った後


2006年5月1日 開花した頃は霜が無かったが寒い日々でしたが何とか受粉して


2006年5月6日 もう、立派に細長い杏の実が


2006年5月12日 段々丸く杏の形になってきた


2006年7月10日 いよいよ樹上完熟になって来ました。


2006年7月13日 完熟となったので早朝に収穫していたら雨が。。収穫後、扇風機で強制乾燥!


2005年6月13日 樹上完熟!


2004年7月9日 この年は摘果をしたのでこの大きさになった!


一昨年、今年と『 新月 』をご購入頂いた方、有り難うございました。
来年からは「接ぎ木の新月」でお願いします。


今年、当家で新導入する新品種の「 南部八助 」は、
青森県南部地方の品種で甘みが強く沢山の実がなる 」というS社のふれ込みでした。
苗木は12月の中旬の発送と事でした。
3年後が楽しみになります。

以上