樹上完熟杏ファンの皆様に親しまれて来た『 新月 』種の杏の木が枯れてしまいました。
自分が植えた唯一の杏の木だったので、悲しいです。
この『 新月 』は、杏の中でも一風変わった種類でした。
他の杏より早く花が咲き、一番遅く収穫する物でした。
少し果肉が堅い様な気がしますが、生食は元よりシロップ漬けなどには最高の品種でした。
山ばかり登っていたのか?それとも今年の気候の世なのか?
もしやしたら、今年もう一品種( 南部八助 )を購入する事で意地を曲げたのかな?!
たぶん、思うには根っ子もしくは幹に虫が入り、弱ってしまったのではないかと思います。
この『 新月 』単独の木は我が家や親戚も含めて1本しかありません。悔やみます。
しかし、この枝を幾つかの種類の杏に「接ぎ木」をしてあり、当家では毎年、収穫もされていますので
『 新月 』の供給は可能と思われます。
また、今年の春に親戚の杏の若木にも「接ぎ木」をし、幾つかが成功していますので
数年後に期待出来ます。
ここで、ありしの『 新月 』を写真でご紹介します。
2006年3月30日 厳寒の冬も終わり春めいた日の朝に雪が蕾に
2006年5月1日 開花した頃は霜が無かったが寒い日々でしたが何とか受粉して
2006年7月13日 完熟となったので早朝に収穫していたら雨が。。収穫後、扇風機で強制乾燥!
2004年7月9日 この年は摘果をしたのでこの大きさになった!
一昨年、今年と『 新月 』をご購入頂いた方、有り難うございました。
来年からは「接ぎ木の新月」でお願いします。
今年、当家で新導入する新品種の「 南部八助 」は、
「 青森県南部地方の品種で甘みが強く沢山の実がなる 」というS社のふれ込みでした。
苗木は12月の中旬の発送と事でした。
3年後が楽しみになります。
以上